これまでスムーズに寝ていたのに、急に寝つきが悪くなるのは、体力がついてきたことや、いわゆる「イヤイヤ期」の影響が考えられるかもしれません。
もし寝る時間が遅くなりがちな場合は、日中に公園や児童館などで思い切り体を動かす時間をつくってみましょう。 また、お昼寝の時間や長さを見直すのも効果的です。
夜になったら「お話ししよう」などとやさしく声をかけ、一緒に横になって“ごろごろタイム”を楽しむのも、安心感につながるかもしれません。
2歳頃の夜泣きは、日中に体験したことの刺激や興奮が原因になっていることがあるようです。 そのため、寝る前はできるだけ穏やかな時間を過ごすことが大切です。
特に、テレビやスマートフォンなどの強い光や音の刺激は寝つきを妨げるため、寝る1時間前には控えるようにすると良いでしょう。
夜中に泣いてしまった場合は、無理に寝かせようとせず、一度起こして水を飲ませる、やさしく話しかけるなどして、気持ちを落ち着かせてあげるとよいかもしれません。
夜泣きや寝かしつけに悩んでいるご家庭では、「ひとり寝トレーニング」を取り入れる方もいます。 これは、アメリカ式の方法として知られており、子どもの自立を促しつつ、保護者の負担を減らすことを目的としています。
具体的には、
1.お子さんをベッドに寝かせて「おやすみ」と声をかけて部屋を出る
2.泣いてもすぐには戻らず、少し時間を空けてから様子を見に行く
3.この「様子を見る時間」を少しずつ延ばしていく
といったステップを踏むことで、お子さんが一人でも安心して眠る力を育てていくという考え方です。
ただし、お子さんの性格や家庭の方針によって合う・合わないもあるため、無理のない範囲で取り入れることが大切です。
2歳児の寝かしつけや夜泣きは、成長の過程でよく見られることではありますが、保護者の方にとっては大きな負担となることもあるでしょう。 それでも、少しずつ眠れる力は育っていくと言われています。
家族みんなで協力しながら、お子さんに合ったペースや方法を見つけていけるとよいですね。 心と体の余裕を大切にしながら、乗り越えていきましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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