サンマは、注意点に気をつければ離乳食後期(生後9~11ヶ月ごろ)から与えられる食材です。
旬の時期には特に美味しく味わえるため、おやこで一緒に食べられたら嬉しいですよね。 子どもと一緒に買い物に行き、スーパーでサンマを見つけたら、ぜひ今回紹介する栄養素についてもお話ししてみてください。
サンマは漢字で「秋刀魚」と書きます。その名のとおり、秋が旬の魚です。
旬の時期には特に脂がのって美味しくなるため、秋の味覚として親しまれています。
新鮮なサンマの選び方は、目が澄んでいて下あごの先端が黄色いものを選ぶとよいでしょう。
サンマの缶詰は1年を通して販売されているので、調理に手間をかけたくない方は利用してみるのもひとつの手です。
秋が旬のサンマにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
ここでは、4つ紹介します。
サンマは、体にいい油である「DHA」や「EPA」を含んでいます。
これらは脳を元気にしてくれたり、記憶力や集中力を高めたりする働きがあるといわれています。 さらに、血液をサラサラにしたり、悪玉コレステロールを減らす効果も期待できます。
DHA・EPAは体内ではほとんど作れないため、食事からしっかり摂ることが大切です。
サンマに含まれるたんぱく質は、良質なたんぱく質だといわれています。
たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪の毛など、体を作るために欠かせない栄養素です。
サンマにはカルシウムも含まれています。 カルシウムは、丈夫な骨や歯を作るために無くてはならない栄養素です。
成長期の子どもは特にたくさんのカルシウムを必要とするため、意識して摂取しましょう。
サンマは、カルシウムの吸収を助ける働きのあるビタミンDも含んでいます。
カルシウムとビタミンDの両方を含む点が、サンマの大きな魅力のひとつです。
秋が旬であるサンマには、DHAやEPA、たんぱく質、カルシウム、ビタミンDなどの子どもの成長に役立つさまざまな栄養素が含まれています。
旬の時期以外でも、サンマの缶詰を利用するなどして美味しく食べられるため、ぜひ日々の食事に取り入れてみてくださいね。
ライター/監修者:haya(管理栄養士)
保育園のお弁当におすすめのレシピ14選|簡単かわいいおかずを元保育園の栄養...
2023.10.02
幼児食にも使えるうどんのレシピ10選!元・保育園栄養士が温かい&冷たいうど...
2023.07.12
「うちの子の食事量たりてる?多すぎ?」管理栄養士が教える、幼児食の献立の簡...
2020.10.26
お弁当の仕切り、実はこれで代用できる!驚きのアイデア集
2025.10.01
【ママご飯】「子どもと一緒にパン作り」仲を深める育児テク〈レシピも紹介〉
2025.09.30
【管理栄養士監修】レンコンは何歳から?離乳食での与え方&注意ポイントまとめ
2025.10.01
元保育園の栄養士がセレクト!子どもが喜ぶなすレシピ22選!なす嫌いでも食べ...
2023.05.24
【栄養士が解説】保温弁当箱の食中毒の危険性はどのくらい?傷む理由や安全な使...
2023.10.02
元・保育園の栄養士がセレクト!子どもに人気の豚こま肉レシピ20選!1位はお...
2023.06.09
【管理栄養士が解説】食中毒になりやすいお弁当はコレ!ちくわきゅうり、ポテサ...
2022.06.05