子どもの言葉の発達を促すには?親が実践したい接し方とNG行動

子どもの言葉の発達を促すには?親が実践したい接し方とNG行動
お子さまの言葉の発達をサポートしたいけれど、どう接すれば良いか悩んでいませんか。 ここでは、言葉を自然に覚えるために親が積極的に取り入れたい接し方と、ついやってしまいがちなNGな行動について紹介します。
目次

積極的に取り入れたい4つの関わり方

子どもが言葉を覚える過程では、親の関わり方が大きく影響します。 特に意識したいのは、次の4つです。

ゆっくり、わかりやすく話す

口を大きく動かして話すと、子どもが言葉を理解しやすくなります。

子どもの興味に合わせて話す

親が教えたい言葉ではなく、子どもが見ているものや関心のあるものについて話しかけると、記憶に残りやすいでしょう。

答えが「はい/いいえ」で終わらない質問をする

少し言葉が出始めた子には、「牛乳とお茶、どっちがいい?」のように自分の気持ちを言葉で伝えられる場面を作ることが効果的です。

五感を使った体験を通じて関わる

親と一緒に体験することで「伝えたい」という気持ちが芽生え、発語のきっかけにつながります。

少し控えたい2つの行動

言葉の発達にはスキンシップが大切ですが、次の行動は控えめにするとよいでしょう。

テレビをつけっぱなしにする

食事や絵本の読み聞かせの時間は、テレビを消して子どもが親に集中できる環境を作るのが望ましいです。

子どもの要求を先回りして叶える

喉が渇いたらすぐに飲み物を出すなど、言葉で伝える前に対応してしまうと、発語の機会が減ってしまいます。 あえて少し待って、子どもに言葉で伝える機会を作るのも一つの方法です。

言葉を促すためのおすすめ絵本活用術

子ども相手に一方的に話しかけ続けるのは難しいと感じたとき、絵本を活用するのがおすすめです。

絵本には挨拶や生活習慣を学べる絵本、子どもの最初の言葉に着目した絵本など、様々な種類があります。 カラフルなイラストや仕掛けは子どもの興味を引きやすく、親も一緒に楽しみながら読み聞かせできます。

おわりに

子どもの言葉の発達がゆっくりでも焦る必要はありません。 言葉で伝えられなくても、親の指示に従う行動が見られれば、心の中で言葉を育てている段階かもしれません。

おやこのスキンシップを大切にしながら、子どもの成長をゆっくり楽しむことが大切です。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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