健やかな成長のために!幼児食の適量と味付けの基本を徹底解説

健やかな成長のために!幼児食の適量と味付けの基本を徹底解説
お子さんの成長に欠かせない幼児食。 どれくらいの量を与えたら良いのか、味付けはどうすれば良いのか、悩む親御さんも多いのではないでしょうか。 この記事では、幼児食の目安量や食事の回数、そして薄味のコツについて分かりやすくお伝えします。
目次

年齢別!幼児食の量の目安

1〜2歳

1〜2歳のお子さんが1日に必要とするカロリーは、活動量が普通の場合でおよそ900〜950kcalです。 目安としては、お母さんの約半分、お父さんの約3分の1くらいの量と考えるとイメージしやすいでしょう。

特に主食(ご飯やパン、うどんなど)は、総カロリーの約57.5%、約517.5kcalを目安にすると良いようです。 野菜やたんぱく質のおかずと組み合わせ、バランスの良い食事を意識しましょう。 母乳やミルクを飲んでいる場合は、この目安量に届かなくても問題ありません。

3〜5歳

3〜5歳では、1日の必要カロリーはおよそ1250〜1300kcalとされています。 お母さんの6〜7割、お父さんの半分程度の量を目安にするとわかりやすいでしょう。

炭水化物で換算すると、1日に約546kcalが目安です。 ご飯やパンなどの主食に加えて、野菜やたんぱく質、果物なども組み合わせて、栄養の偏りを防ぐことが大切です。

3食で不足する栄養を間食で補う

1日3食を基本とした上で、間食は1〜2歳では午前と午後の2回、食事量が増える3歳以上では午後の1回が理想的とされています。

間食は単なるおやつではなく、食事で不足しがちな栄養素を補う役割もあります。 例えば、お肉や魚が苦手な子にはチーズや豆類を、野菜が苦手な子にはフルーツを取り入れるなど、工夫すると良いでしょう。

幼児食の味付けは「薄味」が基本

将来の健康のためにも、幼児食は薄味を心がけることが大切です。 味が濃い食事に慣れると、大人になっても濃い味を好む傾向があり、高血圧や肥満などのリスクにつながる可能性があります。

また、辛いものやにんにく、しょうがなど刺激の強い食材は、まだ未発達の消化器官に負担をかけやすいです。 塩分・糖分・油分も控えめにし、煮る・ゆでるなど調理法で油分を減らす工夫がおすすめです。 例えば、油多めの餃子は水餃子にするなど、大人と同じメニューでも幼児向けに調整できます。

おわりに

幼児期の食習慣は、将来のお子さんが自分で食事を選ぶ力の土台にもなります。 バランスを意識しながら、安心して食事の時間を楽しめるようにしてあげましょう。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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