子どもが「辞めたい」と言い出したら?習い事嫌いの原因と対処法

子どもが「辞めたい」と言い出したら?習い事嫌いの原因と対処法
習い事を始めたけれど「行きたくない」と子どもが言うことは少なくありません。 特に幼児期や小学生の低学年では、体力や気分、環境の変化などさまざまな理由で拒否感が出ることがあります。 今回は、子どもが習い事を嫌がる原因と、家庭でできる対処法について考えてみましょう。
目次

習い事への拒否感、その原因は?

3歳以下の幼児は、眠気や空腹、疲労などの体調不良のほか、人見知りや親と離れる不安から習い事を嫌がることがあります。

小学生でも、体力を使う習い事は無理なスケジュールが原因で行きたくなくなることがあるでしょう。 また、友人とのトラブルや先生との相性の問題、さらには親が選んだ習い事へのモチベーション低下も理由になることがあります。

嫌がった時に試したい対処法

自分の意思を伝えられる年齢であれば、まずは「なぜ嫌なのか」を子どもとじっくり話し合ってみましょう。 親が子どもの気持ちに共感して寄り添うことで、意欲が持ち直すケースも多いようです。

疲労や空腹が原因であれば、スケジュールの見直しを検討しましょう。 先生との相性が問題の場合は、クラスや担当の変更を考えることも一つの方法です。

また、習い事への意欲が低い場合は、「○○ができるようになる」といった短い期間で達成できる目標を設定すると、達成感を感じやすくなるでしょう。

子どもの意欲には波がありますので、休会制度を活用して一度冷却期間を設けることも有効です。 休むことで再び習い事に取り組みたい気持ちが湧いてくる可能性があります。

それでも辞めたいと言われたら?

「自分で決めたことだから最後までやり遂げなさい」という考えは、大人の論理に過ぎません。 たとえ数か月という短い期間でも、習い事を通して集団生活のルールや友達との交流など、技術習得以外の貴重な経験はたくさん得られています。

辞めることをネガティブに捉えすぎず、別の興味を見つけるきっかけとしてポジティブに考えることも大切です。

おわりに

習い事を嫌がるお子さんは決して珍しくありません。 まずは子どもと話し合い、原因を探ることが重要です。

小さな目標を作ったり、習い事のゴールをはっきりさせると子どもが楽しく続けやすくなる場合があります。 こちらの記事を参考に、ぜひ取り入れてみてください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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