習い事をやめたい…子どもの気持ちと向き合う方法

習い事をやめたい…子どもの気持ちと向き合う方法
お子さんが習い事をやめたいと言い出したら、どうすればいいか悩んでしまいますよね。 まずは、その言葉の裏にある理由を探ってみましょう。 今回は子どもの気持ちと向き合う方法や、説得のコツについて紹介します。
目次

辞めたい理由を考えてみる

興味がなくなった

成長とともに、新しいことへの関心が芽生えるのは自然なこと。 「飽きた」と言われると心配になるかもしれませんが、好奇心が広がっているサインだと前向きに捉えてみましょう。

人間関係に悩んでいる

先生やお友だちとの関係がうまくいかず、行きたくないと感じている場合もあります。 まずは子どもの話をよく聞き、必要であれば他の保護者に様子を聞くなど周囲の意見も参考にしてみましょう。

レベルについていけない

努力しても成果が出なかったり、周囲との差を感じて自信をなくしてしまうこともあります。 そんなときは、家で一緒に練習したり、先生に相談してみると気持ちが前向きになるきっかけが見つかるかもしれません。

習い事を継続させるには?

頑張りに目を向けた声かけを

結果だけでなく努力している過程や小さな成長を認めてあげることで、やる気が高まることがあります。 「昨日よりスムーズにできたね」など、具体的な声かけを心がけてみましょう。

一度お休みしてみる

無理に続けさせるよりも、いったん距離を置くことで気持ちが整理されることもあります。 「少し休んでみる?」と提案するだけでも、子ども自身がどうしたいかを考えるきっかけになるでしょう。

目標を立ててみる

「〇〇ができるようになったら、やめてもいいよ」など、目標を決めて取り組んでみるのもおすすめです。 目標を達成することで達成感を得られ、自信や次のステップへの意欲につながる可能性もあります。

やめると決めたときの対応

習い事をやめることを決めたら、先生や教室への伝え方にも気を配りたいものです。

辞める理由は「家庭の事情で続けるのが難しくなった」など、柔らかい言い回しを選びましょう。 直接お礼とともに伝えるのが丁寧な印象になります。

また、ほとんどの習い事には退会のルールがあるため、1か月以上前には伝えるようにし、規約を確認して対応することが大切です。

おわりに

子どもが「やめたい」と言い出したとき、まずはその気持ちをしっかり受け止めてあげましょう。 理由や状況に応じて、続ける方法を一緒に考えたり、無理せずやめる選択をすることも、子どもにとって大切な経験になります。

「続ける」も「やめる」も、子どもの成長につながる一歩として見守っていけるとよいですね。

(おやこのへや編集部)

line
監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる
執筆者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「習い事」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram