幼児のおやつの回数と量・味付けは?食習慣の基本ルール

幼児のおやつの回数と量・味付けは?食習慣の基本ルール
お子さんが大人と同じものを食べるようになっても、幼児期の食事は大人とは異なる配慮が必要です。 「おやつはあげてもいいの?」「味付けはどれくらい?」と悩む方も多いでしょう。 この記事では、幼児の食事の適切な頻度やおやつの正しい与え方、そして薄味にするためのコツを解説し、良い食習慣を身につけるためのヒントを紹介します。
目次

幼児の食事頻度とおやつの考え方

おやつは「お菓子」ではなく、食事で不足する栄養を補うための補食として考えましょう。 頻度が多すぎると主食を食べなくなるため、回数や質に注意が必要です。

厚生労働省の基準によると、補食で摂るカロリーは、1~2歳児が180~240 kcal、3~5歳児が150~230kcalが目安とされています。 食品ごとのカロリーを参考に、適量を意識して与えると安心です。

補食でおぎなう栄養素のコツ

おやつを与える際は、その日の食事で不足している栄養素を補うように意識すると良いかもしれません。 例えば、乳製品が足りなければ牛乳やヨーグルトを、野菜不足を感じるなら果物を与えるなど、食事全体の栄養バランスを考えながら補食を選ぶのが理想的です。

また、おやつは虫歯や食欲への影響を防ぐため、時間と量を決めて与えることが大切です。 1回あたりの補食は5〜10分程度を目安にするとよいでしょう。

幼児の補食は基本的に甘いお菓子より、イモ類やヨーグルトなどを中心にするのがおすすめです。 味が濃いおやつが多いと、食事の味に物足りなさを感じることがあるので注意しましょう。

幼児食は「薄味」が基本

幼児期の食事は、薄味を基本にすることが望ましいと考えられます。 濃い味付けは将来の高血圧や肥満の原因になることがあるためです。

旬の食材を使い、素材の味を活かした手作りの料理を意識すると良いでしょう。 苦手な食材は、ごまあえやケチャップ風味にしたり、片栗粉でとろみをつけたりすると食べやすくなります。

おわりに

幼児期の食事は、味付けやおやつの与え方に気を配ることで、健全な食習慣を育てることにつながります。 子どもが健やかに成長できるよう、食事の内容やルールに意識を向けてみてください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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