1歳児は歩いたりよじ登ったりして体力がつき、周囲のものに強い興味を持つようになります。 そのため、親が「そろそろ寝よう」と思っても、楽しそうなものに気が移って興奮して寝つけないのが特徴です。
寝かしつけを成功させるためには、生活リズムを整えることが何よりも重要です。 食事、昼寝、入浴といった毎日の行動をできるだけ決まった時間に行うように心がけましょう。
特に夜の就寝に大きく関わる昼寝の時間は大切で、1回につき1~2時間までに留め、遅くなりすぎないように調整する必要があります。
入眠儀式としておすすめなのは「絵本の読み聞かせ」です。 1歳になると言葉も理解できるようになるため、単調な言葉が出てくる刺激の少ない内容の絵本を選ぶと良いでしょう。
その後に子守歌を歌い、添い寝をしながらトントンと一定のリズムでお尻付近を叩いてあげると、安心感から寝つきやすくなります。 寝入る前に泣き出す子もいますが、焦らず単調なリズムを保つことがコツです。
寝る前の絵本は、内容が激しくなく(冒険やおばけの話などは避けて)、単調な言葉が繰り返し出てくるものがぴったりです。 夜中に布団を蹴飛ばしてしまう子には、寝る前にスリーパーを着せてあげると肩やお腹が温められるので安心です。
また、最近人気なのが、天井に絵本を映し出すプロジェクターです。 寝室に行くのを嫌がる子も、優しい音楽と映像でホームシアターのように楽しめるため、寝かしつけがスムーズになるでしょう。 絵本を読むのが苦手なお父さんもこれなら楽しく寝かしつけができますよ。
寝かしつけに悩む方は非常に多いです。
眠るという行為にも体力が必要ですので、親は「少しだけそのお手伝いをしている」つもりで、気楽に向き合ってみてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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