お弁当箱は、素材、サイズ、開けやすさのバランスで選びましょう。
アルミ、プラスチック、ステンレスなどがありますが、手入れのしやすさや何を重視するかで決めます。 例えば、プラスチック製は汁漏れしにくいですが、ニオイや色が移りやすいデメリットもあります。
3~5歳に必要な1食のカロリーは約400kcal強なので、容量400ml程度が目安です。 ただし、入園当初は「全部食べられた!」という自信をつけるため、280mlなどの小さめサイズから始めて、徐々に大きくしていくのがおすすめです。
子どもが一人で開閉できるかを確認しましょう。 ロック式やシール蓋は開けにくいことがあるため、年少さんのうちは「フタをかぶせるだけ」のタイプがおすすめです。
お弁当作りで最も大切なのは、食中毒対策です。
まず、食材やおかずの水分・汁気はキッチンペーパーなどで完全に切ってください。 水分が心配な場合は、おかずの下にパスタを敷くと、水分を吸ってくれます。
また、ご飯やおかずが温かいうちに蓋を閉めると、蒸気がこもって菌が繁殖する原因になります。 必ず完全に冷めてから蓋を閉めましょう。
詰める順番は、「ご飯⇒大きいおかず⇒小さいおかず」の順にすると、隙間なくきれいに収まり、見栄えも良くなります。 最後の隙間はプチトマトやハムなどで埋めると、彩りも完璧です。
隙間埋めにも使える、彩り豊かな簡単おかずをご紹介します。
ハムとスライスチーズを重ねて巻くだけの簡単おかずです。 ピックに刺せば華やかさが増し、崩れにくく食べやすくなります。 きゅうりやカニカマを一緒に巻くなど、アレンジも自在です。
沖縄の郷土料理です。千切りにしたにんじんとツナ、卵を炒めて味付けするだけで作れます。 加熱することでにんじんの甘さが引き立つため、子どもでも食べやすいのが魅力。
ちくわやコーンを加えてもおいしいですよ。
幼稚園のお弁当作りは慣れるまで大変ですが、お弁当箱の選び方や、安全に配慮した詰め方の工夫によって、時間をかけなくても子どもが喜んでくれるお弁当を作ることができます。
今回紹介した内容を参考に、明日からのお弁当作りをぜひ楽しみながら、お子さまの笑顔を増やしてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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