日本の伝統!正しい箸の持ち方を教えるステップとコツ

日本の伝統!正しい箸の持ち方を教えるステップとコツ
「正しい箸の持ち方」は、日本の食文化を支える大切なマナーの一つです。 しかし、指先の複雑な動きが求められるため、教えるのが難しいと感じる保護者の方は多いでしょう。 そこで、お子さまが無理なく、楽しく正しい持ち方を身につけるための具体的なステップとトレーニング方法を紹介します。
目次

1本とスプーンを使った基礎トレーニング

正しい箸の持ち方は、まず「鉛筆持ち」の基礎を習得することが鍵となります。

【箸1本での練習】

まず箸1本を、鉛筆を持つときと同じように、親指・人差し指・中指で軽く持ちます。 利き手と反対の手で薬指と小指を押さえて動かないように固定し、持った箸を上下に動かす練習をしましょう。

このとき、親指の関節が曲がらないように注意してください。

【スプーンでの練習】

箸の持ち方がなかなか身につかない場合は、先にスプーンの持ち方を確認しましょう。 グーで握る「上手持ち」ではなく、鉛筆のように持てる「鉛筆持ち」に慣れるよう、ピストルの形(親指と人差し指を広げる)で持たせてあげるなど、工夫をしてみてください。

2本での教え方と継続のための注意点

1本で持てるようになったら、いよいよ2本の箸の使い方を練習します。

1.【下の箸を固定する】

まず、下の箸を動かさず、親指の付け根に通し、薬指の爪の付け根に添えて固定します。

2【上の箸を動かす】

次に、上の箸を中指の爪の付け根に乗せ、親指と人差し指でつまんでください。 このとき、箸先を三角定規の角のように合わせることがポイントです。

正しい持ち方を身につけるには時間がかかります。 焦らず、子どもが嫌になる前にトレーニングを終えること、そして滑りにくい子ども用割り箸などを用意し、楽しく笑顔で教えることが大切です。

おわりに

箸を使って食べることは、日本の美しい食文化の一部です。

焦らず、ご家庭の楽しい食卓を通じて、その大切なマナーを気長に伝えてあげてくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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