生姜は何歳から？離乳食で使う際の「加熱」の鉄則【管理栄養士監修】

しょうがには、体を温めてくれる効果や食欲を増進させる効果などがあり、香辛料としても世界中で使われています。日常的に使われるしょうがなので、大人の料理から取り分けられるようになると便利ですよね。

以下では、子どもは何歳からしょうがを食べてもいいのかを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

しょうがは何歳から食べられる？

しょうがは、風味づけ程度であれば離乳食後期（生後9～11ヶ月ごろ）から使用可能とされています。ただし、赤ちゃんにとっては刺激が強い食材なので、離乳食期に積極的に与える必要はありません。

1歳を過ぎて食べられる食材が増えてきたら、豚のしょうが焼きなど大人の料理を取り分ける際に、しょうがの風味をほんのり感じられる程度であれば取り入れることができます。その際は全体の味つけも薄味にしましょう。

しょうがを子どもに与えるときにはいくつか注意点も存在します。ここでは、ふたつ紹介します。

しょうがは健康的な食材ですが、まれにアレルギーを引き起こす場合があります。そのため、初めて与える際は加熱をして、少量から始めてください。

万が一アレルギーを発症した場合でもすぐに病院に行けるように、かかりつけの病院が開いている平日の午前中などに与えると安心です。

しょうがはそのままだと赤ちゃんには刺激が強すぎます。そのため、おろしたしょうがやしょうがの汁を風味づけ程度か、肉や魚の臭み取りに使用する程度にしましょう。

加熱をすると辛みが少なくなるという点でも、必ず加熱をしてから与えてください。

しょうがはアレルギー・量や形状などに注意すれば、離乳食後期（生後9～11ヶ月ごろ）から与えられます。ただし、赤ちゃんには刺激が強い食材なので、無理に与えず、初めて与えるときは様子を見ながら与えてください。

注意点を守りながらしょうがを取り入れ、日々の食事をおやこで楽しみましょう。

ライター/監修者：haya（管理栄養士）