料理に入れる野菜は、フードプロセッサーなどでみじん切りやペースト状にすることで、個々の味が抑えられ、子どもが格段に食べやすくなります。
また、サラダなどの生食はカサが多くて量を食べにくいものですが、炒める、茹でる、煮るといった加熱調理を加えることも効果的です。 加熱によって野菜の水分が抜け、食物繊維が柔らかくなるため、結果的に無理なくたくさんの量を摂取できるようになります。
味や食感の工夫に加えて、見た目の楽しさを演出することも大切です。
例えば、ご飯にふりかけで色をつけたり、海苔やチーズでキャラクターの顔を作ったりする「キャラ弁」のようなアレンジは、簡単なものから挑戦できます。 料理の仕上げに野菜で動物の顔を描いてみるだけでも、見た目が華やかになり子どもは喜んでくれるでしょう。
もしキャラクター料理を作るのが難しければ、まずは子どもが好きなキャラクターのお皿やお箸を揃えるといった簡単なことから始めるのも効果的です。 さらに、仕上げに生でも食べられる野菜をあしらうことで、「これは何の野菜かな?」といった会話が生まれ、自然な形で食育へと繋がります。
野菜の個性を活かしつつ、食べやすく仕上げられるおすすめのメニューを紹介します。
カレー・シチュー: 味が強いため、野菜の苦味や酸味を抑える効果があります。 1歳から食べられる子ども用のカレールーも市販されており、ハヤシライスなどへのアレンジも簡単です。
たこ焼き・お好み焼き: 細かく切ったキャベツや人参、ピーマンなどの野菜をたっぷり入れて焼けば、ソースとマヨネーズの味で野菜の独特な味が抑えられます。 子どもに生地混ぜを手伝ってもらうなど、調理過程を一緒に楽しむことも食育につながります。
野菜入りガーリックライス: にんにくと油の香りで野菜の苦みや臭みを打ち消すことができます。 みじん切りにした野菜と合いびき肉を炒めることで、野菜とタンパク質を一緒に摂ることができ、食欲もそそられます。
子どもが進んで野菜を食べてくれると、保護者の方も安心できますね。 紹介したポイントを参考に、野菜料理を通して、健康維持だけでなく、お子さまとのコミュニケーションを深める時間も楽しんでください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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