新学期はとくに園や学校から配布されるプリントが増える時期。年間行事予定に学年だより、持ち物の案内、イベントやPTA、保護者会の連絡…ペーパーレス化が進んでいるとはいえ、持ち帰るプリントがゼロになることはなく、データで配信された書類の中にはプリントして紙で残しておきたいものもありますよね。
気付くとあっという間に溜まってしまい、片付けのハードルが上がってしまいがち…。また、必要なときにすぐ取り出して確認できないとストレスですよね。
新学期の慌ただしさが少し落ち着く5月は、プリント収納を見直すのにはぴったりの時期。逆に、この時期にうまく収納できるしくみを作っておかないと、1年間不便さを感じながら過ごすことになりかねません。
お手本にしたい収納上手さんたちのアイデアを紹介します。
NICOさんのInstagramより
収納コンサルタントで小学生2人の母のNICOさん。いろいろ試した結果、アナログ管理が一番合っていると考え、こちらの方法を採用しています。
帰宅したお子さんは、カウンターに置いた無印のファイルボックス「おうちポスト」にポイッとプリント類を入れます。
それをNICOさんが「提出する書類」「おたより」「保管書類」の3種類に分けて、それぞれの定位置に移動します。
記入して学校に持っていく提出書類は目につくキッチン横に!記入したらすぐにランドセルへと入れます。
その都度確認したいおたより類はクリップ留めして壁のフックに引っかけて。つねに視界に入るようにして、必要なくなったら処分したり入れ替えたりします。
数枚を重ねてクリップ留めすると、下になったプリントを見失いがちですが、1枚ずつ並べるルールにすれば、そんな見落としもなく「どこだっけ…」と探す手間もありません。
そして、保管しておきたい書類は項目ごとにラベリングしたファイルボックスに!
書類関係は溜めてしまうとやる気を失いがち。「川の流れのように、流していくのがポイント」という名言をNICOさんにいただきました!
nkiさんのInstagramより
3人のお子さんと暮らすnkiさん宅では、2か所でプリント管理をしています。
1か所目は冷蔵庫の横。給食の献立や行事のお知らせなど頻繁に確認するものを「ピタッとファイル」に入れています。見開きで紙モノを収納できるマグネットファイルなら、すっきり収納できて冷蔵庫周りがごちゃつきません。
しばらく保管しておきたいプリントは何年か前にセリアで購入した「A4フォルダーインバッグ」に。子どもごとに名前をラベリングして仕分けて収納します。
ポイントはこのフォルダーインバッグの置き場所!キッチンで家事の合間に確認することが多いので、カップボードの下にレシピ本などと一緒に収納しています。手に取りやすい場所におくことで、不要になったプリントの処分もこまめにできて、溜め込むことがなさそうです!
さとこさんのInstagramより
4月から2人の息子さんがそれぞれ小学校と幼稚園に入学・入園したというワーママのさとこさん。見やすい大きめサイズのシステム手帳を購入して、マンスリースケジュールに2人の予定を記入して使っています。
いつも書類関係はノートアプリ「GoodNotes」を使ってPDF化してデータ管理しているというさとこさん。紙で残しておきたい最低限のプリントを残して穴あけパンチを使って手帳に綴じています。大きめサイズの手帳なので、プリントが二つ折りでぴったり収納できます。スケジュール管理に必要な行事予定表などをすぐに確認できて便利!
大きめの手帳なので、ふだんは持ち歩かずおうち置き用として使っているとのこと。データ管理と併用することで、紙の状態で保管するプリントを極力減らしているからこそできるアイデアですね。
まりさんのInstagramより
今年度、お子さん3人全員が小学生になった整理収納アドバイザーのまりさん。1年生でも無理なくできるプリント管理を行っています。
帰宅後、子どもたちは持ち帰ったプリント・連絡帳・テストなどを色別に決まった自分のクリアファイルに入れて、ファイルボックスにポイ!と入れます。
このプリント入れのボックスがとっても機能的!
体温計、筆記用具、タイマーなどの必需品がすべてマグネットでくっついていて、書類の記入などがこの場で完結させられます。
ボックス置き場はまりさんがチェックしやすいキッチン。来客など、見せたくないときは、くるっと裏返しにして背を手前にすれば見た目もすっきり!
ファイルボックスに入れたものはお子さんと一緒にチェック。
に分類して、残す必要がないものは処分!テスト答案や子ども自身が取っておきたいプリントは各自の部屋で収納するので移動させます。
学校に持っていく提出書類や集金袋などは、忘れないようにボックスの側面に目立つように挟んでおきます。
行事予定などが記載されている書類などは1ヶ月保管。壁にマグネットで掲示します。
災害時の書類や年間予定など1年間保管する書類は、ラベリングした保管用ファイルに!
持ち帰ったプリント類を大人に渡して終わり…ではなく、分類や残す・残さないの判断に子ども自身が加わることで、お片付けのスキルアップにつながりそうですね。
masuさんのInstagramより
こちらは、クリンネストの資格をもち、北欧式整理収納プランナーでもあるmasuさん宅のプリント収納アイデア。
3人のお子さんが、幼稚園、小学生、中学生で、それぞれの行事や手紙を管理するのが大変なmasuさん。帰宅する時間もまちまちなので、忙しいときは引き出しのプリントボックスに入れてもらい、家事の合間に確認しています。
に分類したら、期限があるものはみんなが見える場所にバインダーに挟んで壁に!保護者の記入・確認もその場でできるよう、ボールペンと印鑑もマグネットでくっつけています。
壁にマスキングテープを貼り、その上に両面テープで磁石補助板を貼り、磁石がくっつくバインダーをペタッ。これなら壁に穴を開けなくても大丈夫ですね。
お子さんそれぞれの専用バインダーを用意して、クラスと出席番号、先生の名前をテプラに貼っているそう。新学期にちょっとした手間をかけてやっておけば、毎年変わるクラスや出席番号をきょうだいで間違えることもありません!
保管するものは個人別のファイルに入れてファイルボックスで管理!
いろいろな方法を試してみて、しっくりくる管理法にたどりついたというmasuさん。最適な方法はそれぞれの家庭で異なり、やってみないとどの方法が"持続可能"なのかわからないですよね。
そんなmasuさん宅ではファミリーカレンダーも活躍中!家族の全員の予定がひと目でわかる書き込み式の予定管理はやっぱり便利ですよね。
また、学校の電話番号を携帯に登録する、写真発注のアプリをインストールして登録しておくなどは後回しにするとプリントをひっくり返して登録方法を捜索することに…。ちょっとした手間で済む作業なので、後回しにせず新学期にやっておくことが大切ですね。
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新学期のうちにしくみを作っておくことがスムーズになる秘訣!紹介した方法を参考に、ぜひそれぞれの家庭に合った方法を見つけてくださいね。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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