こんにちは、元・保育園栄養士でライターの砂糖さおりです。
仕事や家事で、くたくたの日はごはんを作りたくないほど疲れている日もありますよね。もう外食にしてしまいたい!と思っても、子どもがいるとそれもなかなか難しい…。でも献立も何も浮かばないし、とにかくごはんを作りたくない…。
そんな時には10分以内にできるような、簡単レシピで乗り切りましょう!
ここではそんな困った時に活躍するような簡単レシピや、参考になるメニュー本を集めました。平日の忙しい日に備えておける、ごはんを作りたくない時の対処法もご紹介しています。
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それではさっそく、ごはんを作りたくない時の対処法からチェックしていきましょう。外食やデリバリーだけでなく、コンビニの惣菜を使って作る幼児食も紹介します!
材料が家にあるなら、丼やうどん、パスタなど、一品で主菜や副菜を兼ねた料理にするのも手。調理する時間も短く洗い物も少なく済むのでおすすめです。玉ねぎなどよく使う野菜はあらかじめカットして冷凍しておけば、下ごしらえの時間も大幅に短縮できます。
またホットプレートで作るごはんも、手軽な上に子どもも喜ぶのでおすすめです!疲れた時こそ、家族でワイワイ食卓を囲んで楽しく食事ができると気持ちも楽になりますね。
必要な食材が、全て下ごしらえも済んだ状態で揃っているミールキットを活用するのも◎。中には食材がすべてカット済みで、包丁不要のものもあります。
献立を決める手間も省ける上、いくつか買っておけば食材を揃える買い出しの時間も大きく短縮できます。宅配サービスや生協で手に入れるイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、スーパーで取り扱っていることも多いのでチェックしてみてください
身近にあるコンビニ惣菜を活用するのもおすすめです。コンビニ惣菜の優れた点は、なんといっても種類の豊富さです!サラダ一つ取っても和風から洋風まで自分や家族の気分に合わせて選べるのはうれしいですね。
すべてコンビニ飯では罪悪感がある…という方は、カット野菜やスープなど、献立の一部だけで利用するのもおすすめです。一品だけでも用意があると思えるだけで随分気持ちが楽になりますよ。
「おやこのくふう」では、管理栄養士監修で子どももしっかり食べられるコンビニ惣菜献立を紹介しているので、ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
【管理栄養士のレスキュー献立】コンビニ惣菜でOK!電池切れな日におすすめの"買うだけで完成"栄養たっぷりの和食メニュー
【ありがとうセブンさん】子どもがいたって何にも作りたくない日はある!管理栄養士が厳選したレスキュー「コンビニ献立」
近年ではさまざまな飲食店で、テイクアウト対応をしています。自分のお気に入りの店などで、テイクアウトするのもよいでしょう。
テイクアウトの魅力は、外食の楽しさや味をおうちで楽しめること。子どもが小さいから外食は気を遣う…と思っていても、テイクアウトを利用することでおうちで落ち着いて楽しめます。ごはんを作りたくない時は、思い切って外食気分で利用してみてはいかがでしょうか?
スーパーやコンビニ、デパ地下など、お弁当やお惣菜は手に入るところも種類も豊富。お米も炊いてないし、そもそも家に食材もない…という時は、お弁当やお惣菜は強力な助っ人ですよね。
子ども向けのお子様プレートのようなお弁当を用意してあるところも。子どもたちとお弁当選びを楽しんでもいいですね♫
ウーバーイーツや出前館など、デリバリーはおうちまで運んでもらえるのが大きな魅力!注文もアプリ一つで完結するので、画面を見ながら家族みんなで何を食べるか決めるのも楽しいですよね。
各デリバリーサービスでは時期によって「ピザ半額」や「配達料無料」などのキャンペーンを開催していることも。「初めて利用する場合50%オフ」などのクーポンが発行される場合もあるので、そのようなサービスなどを上手に使ってお得に利用できるとうれしいですね。
おうちにストックしておけるレトルトや冷凍食品などは、急に必要になった場合にも柔軟に活用できるので心強いですよね。冷凍食品も餃子などの一品料理から、主食、主菜、副菜が揃ったお弁当タイプのものまであるので、使い勝手のよいものを揃えておけると◎。
例えばレトルトのカレーでは野菜不足が心配…という場合でも、冷凍野菜をストックしておけば温めてカレーに添えるだけで栄養面も見栄えもぐっとよくなります。
毎日予定通りに事が運べばよいのですが、何かしら想定外の事態が起きるものですよね。思いがけずヘトヘトになってごはんを作る気力が起きない時のために、備えておくと役に立つアイデアをまとめました。
ここではごはんを作りたくない時に役に立つ簡単レシピのアイデアを紹介します。
一見手がかかるように思えますが、市販品を使うことでパパッとできるお手軽レシピに大変身するんです。お肉は鶏の唐揚げを、野菜はなんと筑前煮用のカット野菜を使うアイデア。
具材の下ごしらえはすべて済んでいるので、調味料を合わせるだけでOK。本格中華を気軽に楽しめますね。
揚げ物にソース作り…おいしくて家族受けも抜群だけど、手がかかるチキン南蛮。こちらも冷凍唐揚げを活用することで、なんと時短料理の仲間入り!
タルタルソースだけは手作りにチャレンジしてみましょう。出来立てのタルタルソースを添えてあげれば、冷凍唐揚げもごちそうに早変わりです。
忙しくてバタバタしている時は、火の面倒が必要な焼き物よりは茹でる料理の方が気楽ですよね。豚しゃぶは食べ応えも十分で、手がかからずおいしくできる心強いメニュー。
ごまだれを手作りしてもよいですが、市販のドレッシングなどをかけて豚しゃぶサラダ風にしても◎。
ランチョンミートとは挽肉を缶詰にして加工した食品です。「スパム」は聞き馴染みが多い方が多いのではないでしょうか?
加工済みなので、開栓して少し加熱するだけでOK。肉を調理するハードルがぐっと下がるお助け食材なんです。アボカドと合わせてカフェ風にすれば、気分も上がる一品の完成です。
オイスターソースとマヨネーズのコクのある味つけで、ご飯がモリモリ進む一品!味つけも決して難しくなく決まるので、フライパン一つでパパッと作りたい時にもってこいです。
レシピはもやしですが、冷蔵庫の余り野菜でも◎。
加熱もレンジにお任せのお気軽レシピ。味つけは柚子胡椒をきかせたごまだれで、大人も満足できるメイン料理です。
辛いのが苦手な子どもには、柚子胡椒なしも作って、タレは別添えにしてもよいですね。
おいしいけれど、挽肉をこねて丸めて…少し手間のかかる肉団子ですが、市販品を上手に利用すれば、ぐんとハードルが下がるんです。
こちらのレシピは肉団子と青梗菜を使った甘酢煮込み。肉団子は完成しているので、青梗菜を適当な大きさにカットするだけ!野菜もしっかりとれる、うれしいレシピです。
家に豚ロースがある時は、このレシピに決まり!というほど、見栄えも良くて簡単なポークジンジャー。しっかり筋切りをすることで、肉が反らずに上手に焼けます。しょうがもチューブでOK。
照りたっぷりに焼けた見た目は10分レシピとは思えません。
牛肉といえばごちそう!という方も多いかもしれませんが、日常の食卓に寄り添うようなお手軽アイデアもありますよ。
こちらは豆腐とレタスといっしょに蒸し煮にするレシピです。豆腐とレタスから出た水分で煮る無水調理のため、食材の旨味がぐぐっと凝縮されています。蒸し料理のため、ずっとコンロにつきっきりにならなくても良いのもうれしいですね。
疲れている時にはたまらない、ガッツリした豚カルビのお月見丼も、お手軽レシピとして重宝しますよ♫
味つけは焼肉のタレにお任せなので、フライパンで豚バラをこんがり焼くだけでOK。卵黄が豚バラに絡んで箸がどんどん進みます。子どもにはニラの代わりに小松菜などのやさしい葉物野菜にしてあげても◎。
中食に、栄養のある一品を追加したい!という時もありますよね。そんな時におすすめなのが、なすとさば缶のポン酢和え。
さばの良質な脂がなすとの相性も抜群!さば缶は魚料理が遠のきがちな忙しい毎日の強い味方です。いくつか家にストックしておくと、さまざまな料理に使えるのでおすすめです。
忙しくても野菜や海藻をしっかり食べたい!そんな時におすすめなのが、海藻サラダのアイデアです。
白菜の旨みといっしょに食べるこちらのさっぱりサラダは、レモン汁やオリーブオイルなど、シンプルな味つけでお腹にもほっと優しい一皿です。
お気に入りのお助けレシピ本があれば、いざという時にも心強いですよ。ここではおすすめ5選をご紹介します。
ご飯と汁の2品にしぼれば、自炊のハードルがぐんと下がる!そんなコンセプトで何も作りたくない日に頼れるボリュームレシピが129品掲載されています。
丼ものなどで、洗い物も少なくパパッと済ませたいという時に重宝しそうなレシピ集です。
材料は手をかけずに調理できるものに厳選し、無理せず作れるレシピを紹介してくれます。市販品の調味料の賢い使い方など、使えるアイデア満載です。
1週間分の夕飯の献立や、週末の作り置きレシピなど、シーン毎に実践できる実用的なレシピ本です。
どの家庭にもある炊飯器で作るほったらかし調理のアイデアが詰まったこちらのレシピ本は、離乳食から家族のごはんまで、献立を広くカバーしてくれるのが魅力的。
「ワーママだけど、どんなタイムスケジュールで作ればいいの?」など、実際の生活に即した疑問にも答えてくれている心強い本です。
料理家からYouTuberまで、生活情報誌『ESSE』で反響があったレシピが一冊にまとまっています。レンジ調理や缶詰レシピ…生活者の反応がよかったレシピだからこそ、困った時に本当に役に立つはず。
料理研究家のコウケンテツさんが、「料理研究家だって、毎日のごはん作りはしんどいんです」と話すレシピ&エッセイ集。
長きに渡って料理と向き合ってきたコウケンテツさんが、毎日ごはん作りをする方の気持ちを少しでも軽くしたいとつづられたエッセイが心を打ちます。エッセイのほか、料理の手間を省くアイデアやレシピも必見です。
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毎日3食、エンドレスで続くごはん。子どもや家族のために日々用意するのは本当に大変ですよね。ごはんを作りたくない…きっと誰の心にも一度は宿ったことのある気持ちではないでしょうか。
ヘトヘトの時でもなんとか心乱さず乗り越えられる、自分の中でのお助けレシピや対処法があれば、食卓が辛いものではなく楽しいものになるはず。ご紹介したレシピやアイデアが一つでもそんな助けになれば幸いです。
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栄養士 砂糖さおり
栄養士として保育園や病院で働いた経験を活かしてライターとして活動しています。 保育園で子どもたちとご飯を食べるのが最高の癒しでした♪ 栄養、食材、子育てママ・パパさん向けコラムを中心に執筆中。
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