寒い朝の登園しぶり、どう乗り切る?幼稚園教諭が教える、寒い朝の寄り添い方

寒い朝の登園しぶり、どう乗り切る?幼稚園教諭が教える、寒い朝の寄り添い方
冬の朝、布団から出るのもつらい寒さ。そんな中で子どもから聞こえてくる「今日は行きたくない…」の一言に、胸がギュッとなる親御さんも多いのではないでしょうか。時間は迫っているし、仕事もある。つい急かしたり、強い言葉をかけてしまって後悔することもありますよね。 でも、冬の登園しぶりは「甘え」や「わがまま」ではなく、子どもなりの理由が隠れていることがほとんどです。今回は、寒い時期に起こりやすい子どもの変化と、親ができる寄り添い方について考えてみましょう。
目次

寒い時期の子どもへの影響

寒さが厳しくなると、大人以上に子どもの心と体は影響を受けます。 朝はまだ眠気が残り、体温も十分に上がっていない状態。 そこに冷たい空気が加わることで、体がこわばり「動きたくない」と感じやすくなります。

また、日照時間が短くなることで気分が落ち込みやすくなったり、無意識の不安を抱えていることも。 言葉でうまく説明できない分、「行きたくない」という形で気持ちが表に出ているのです。 風邪をひきやすく、疲れが出やすい季節でもあるため体調管理にも気を付けていきましょう。

登園しぶりへの対策・対応

まず大切なのは、子どもの気持ちを否定しないこと。 「寒いよね」「行きたくなくなるよね」と共感の言葉をかけるだけで、子どもは安心します。 その上で「じゃあ靴下を温かいのに替えようか」「園に着いたら先生にギュッとしてもらおうね」と、具体的な見通しを伝えてあげましょう。

朝の支度に“楽しみ”を入れるのも効果的です。 お気に入りの手袋を選ぶ、登園途中に小さな発見を探すなど、ほんの少しの工夫で気持ちが切り替わることもあります。

それでもつらそうな日は、「今日はよく頑張ってるね」と声をかけ、帰宅後はゆっくり過ごす時間を意識してみてください。毎日完璧に登園できなくても大丈夫。おやこで季節を乗り切ることが何より大切です。

前日にできる工夫

「寒くて園に行きたくない…」という気持ちをできるだけ和らげる、前日にできる工夫とアイデアを紹介します。

温かい服装の準備

前日に一緒に選ぶ…子どもが好きな服を選ぶ手伝いをし、温かい服装を用意します。

朝飲む温かい飲み物を用意

ホットチョコレートやスープ…寒い日には温かい飲み物が心を和ませます。 前日に一緒に選んでおくと忙しい朝に少し余裕がでるでしょう。

ポジティブな言葉をかける

成功体験を思い出させる…園に行ったら楽しかった経験をおやこで話し、好きな活動や好きな友だちとの遊びなどを振り返りましょう。園で楽しめるということに期待ができるようにしましょう。

最後に

冬の登園しぶりは、子どもなりの理由があります。 無理に押し出すのではなく、気持ちに寄り添いながら少しずつ園に行ってよかったという気持ちに変化させていきましょう。 寒い朝こそ、おやこの距離が近づくチャンス。 我が子だけの楽しみや工夫を考える時間が、きっと将来の宝物になるでしょう。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・家族療法カウンセラー)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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