私が高校生だったときの出来事です。
ある日、友人と遊んでいる最中に「地元で『隠れた名店』と言われている蕎麦屋に行ってみよう」という話になり、3人でそのお店を訪れました。 期待に胸を膨らませて注文したのですが、届いた友人の器を見て言葉を失いました。 なんと、大きな虫がぷかりと浮いていたのです。
さすがにこの状態では食べられません。 友人はすぐに店主さんを呼んで指摘しました。 誠実な謝罪があるかと思いきや、店主さんから返ってきたのは耳を疑うような言葉でした。
「別に食べたって死にはしないさ」
なんと、作り直しも返金もする気はないと言い放ち、残しても通常料金を支払えと言うのです。 虫が入っていた友人はもちろん、もう一人の友人もすっかり食欲を失い、箸を置いてしまいました。
全員で「どうしようか…」と呆れていた次の瞬間です。 まさかの友人一人が「俺は納得いかん!」と叫び、そのまま走って店を出て行ってしまったのです。 店主さんからは「逃げんな!金払え!」と怒声が飛び交い、店内は騒然。
残された私ともう一人は、さすがに逃げるわけにもいきません。 渋々二人で割り勘をして、逃げた友人の分まで支払いました。
ただ、ここからが自分でも不思議なのですが…。 私の分には虫は入っておらず、「食べ物を残してはいけない」と厳しく育てられた私は、衛生面の不安に襲われながらも、震える手で蕎麦を口に運び、完食してしまったのです。
店主の理不尽さ、友人の暴走、そして私の謎の完食。 今思い出しても冷や汗が出るような、カオスな一日でした。
(男性/44歳/会社員)
食事の時間は誰にとっても癒しのひととき。 ですが、思わぬトラブルが起きると食への信頼が揺らいでしまうことも…。
口に入るものだからこそ、お店の衛生管理は徹底してほしいものですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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