「うちの子、落ち着きがない…」と悩む親へ!現役保育士が明かす“10秒の視点チェンジ”で短所が強みに変わる

「うちの子、落ち着きがない…」と悩む親へ!現役保育士が明かす“10秒の視点チェンジ”で短所が強みに変わる
公園や習い事の教室などで他の子どもの姿を見ていると、どうしても我が子と比べてしまう瞬間があるはずです。 あの子はもう一人で着替えができている、静かに絵本を読めている、挨拶がしっかりできる。 それに比べてうちの子は落ち着きがなく、わがままばかりで手がかかると、落ち込んでしまう親御さんは決して少なくありません。 今回は、他人の長所と我が子の短所をすり合わせてしまう心の罠に気づき、比較の呪縛から抜け出すための法則について解説します。
目次

1. 隣の芝生が青く見える心理的な理由

人は誰しも、自分が持っていないものや自分の足りない部分に無意識に目が向きやすい傾向があります。 そのため、他人の子どもを見るときは長所ばかりが目につき、逆に我が子を見るときは「まだできていないこと」にばかり焦点を当ててしまいがちです。

2. 外の顔と家庭内の顔はどの家も違うという事実

外出先で見かける子どもたちは、その子なりに周囲の空気を読んで「よそ行きの顔」をしていることがよくあります。 外食先でお行儀よく座っているように見える子も、家に帰れば床に寝転がってイヤイヤをしているかもしれません。

親御さんが目にしているのは、そのご家庭のほんの一場面、落ち着いている瞬間を切り取った姿にすぎないのです。 どの家庭にも外からは見えない大変な日常があります。

「どこに行っても完璧なお子さん」など存在しないことを、ぜひ心に留めておいてください。

3. 子どもの個性を理想の型にはめない視点

周りの子が優秀に見えて焦ってしまうとき、親御さんの心の中には「こうあってほしい」という理想像があるのかもしれません。 しかし、子どもの成長のスピードや得意なことの伸び方は十人十色です。

運動が得意な子、手先が器用な子、誰に対しても優しく接することができる子など、子どもたちの魅力は一人ひとり異なります。 他人の子の得意な部分と比べて、わが子のよさを見落としてしまわないようにしたいですね。

4. 過去の我が子と比べる視点への切り替え

比べる対象を「周りの子」から「過去のわが子」へと切り替えることが、焦りや落ち込みから抜け出す一番の近道です。 1ヶ月前、半年前、1年前のお子さんの姿をぜひ思い出してみてください。

「以前は泣いてばかりだったのに少し待てるようになった」「靴を自分で履こうとするようになった」など、確実な成長の積み重ねが見つかるはずです。 周りと比べるのではなく、その子自身の歩みを見つめてあげることで、親御さんの心もずっと穏やかになります。

5. 欠点は見方を変えれば大きな長所になる

短所に見える部分も、視点を少し変えるだけで頼もしい長所に変わります。 たとえば、落ち着きがないのは「好奇心が旺盛で行動力がある」証拠ですし、わがままに見えるのは「自分の気持ちをしっかり主張できる芯の強さがある」とも言えます。

欠点ばかりが気になってしまうときは「この特徴は将来どんな強みになるだろう?」と考えてみてください。 見方ひとつで、悩みの種だった部分も愛おしい個性として感じられるはずです。

まとめ

周りの子がみんな優秀に見えて焦ってしまうのは、親御さんが「この子をよりよく育てたい」と真剣に愛情を注いでいる証拠です。 他人の得意なところとわが子の苦手なところを比べて、ご自身の心をすり減らす必要はありません。

どんな子にも素晴らしい魅力があり、同時にできないことを抱えながら一生懸命に大きくなっています。 周りに向いてしまっていた視線をそっとわが子に戻し、少しずつ成長しているその姿を、世界で一番の味方として認めてあげてくださいね。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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