「パパの抱っこで大号泣!」でも無理にあやすのはちょっと待って!保育士直伝“あえて離れる見守り術”が効く

「パパの抱っこで大号泣!」でも無理にあやすのはちょっと待って!保育士直伝“あえて離れる見守り術”が効く
仕事から帰ってきてわが子を抱き上げようとした瞬間、大泣きされて拒絶される。 休日に少しでも妻を休ませようと面倒を見ようとしても、火がついたように泣き叫んでママにしがみつく。 愛情を注ぎたいのに拒絶される現実に、親としての自信を失ってしまうこともあるでしょう。 しかし、このパパ見知りは父親として嫌われているわけではありません。 今回は、パパ見知りのメカニズムと、あえて少し離れた場所から見守るという愛情の形について解説します。
目次

1. パパ見知りは嫌われているのではなく記憶力の発達

赤ちゃんが特定の親にべったりになり、父親を拒絶するのは脳が順調に発達し記憶力が育っている確かな証拠です。 いつもお世話をしてくれる人と、そうでない人の顔をはっきりと区別できるようになったという素晴らしい成長のステップなのです。

父親だから嫌いという感情的なものではなく、一番安心できる安全基地以外に対して警戒心を抱く、正常な生存本能の表れだと理解してください。

2. 泣き止ませようと無理に抱くことが逆効果になる理由

泣かれると焦り、なんとか自分に慣れさせようと無理やり抱っこを続けたり、あやそうと必死になったりしがちです。 しかし、警戒モードに入っている赤ちゃんにとって、無理やり引き離されて慣れない腕の中に閉じ込められることは恐怖でしかありません。

泣き止ませようとする必死な気迫や緊張感が逆に赤ちゃんをこわばらせ、余計にマイナスの印象を植え付けてしまう可能性があります。

3. あえて手を出さず少し離れた場所から見守るという愛情

泣いているときに手を出せないのは、父親として非常にもどかしく無力感を覚えるかもしれません。 しかし、赤ちゃんがパパ見知りをしている時期は、少し離れた場所から笑顔で見守ることが最大の愛情表現になります。

手を出さずにニコニコと同じ空間にいることで、赤ちゃんは少しずつ安全な人だと学習していきます。 何もしないのではなく、安心感を与えるためにあえて距離を保つという、高度な育児テクニックなのです。

4. 直接のお世話から環境を整える裏方へのシフトチェンジ

自分が抱っこできない期間は、視点を変えてママのサポートという裏方に徹する絶好のチャンスです。 ママが抱っこをしている間に食事の準備をする、掃除や洗濯を引き受ける、温かい飲み物を淹れる。

そうしてママの心と体に余裕ができて笑顔が増えれば、腕の中にいる赤ちゃんも自然とリラックスし、家庭内の空気が温かくなります。 直接触れ合うことだけが育児のすべてではありません。

5. 永遠には続かないパパ見知りとその後に待つ新しい関係

パパ見知りの激しい拒絶は永遠には続きません。 成長とともに赤ちゃんの興味が外の世界へと広がり、体を使ったダイナミックな遊びを求めるようになると、父親の存在感は一気に高まります。

そのときが来るまでは、焦らずゆっくりと関係を築く準備期間だと割り切って構いません。 いつか必ずパパと遊ぶのが一番楽しいと言って飛び込んでくる日が来ることを信じて、今の切ない時期をやり過ごしてください。

まとめ

パパ見知りで大泣きされる切なさは、わが子を愛し、積極的に育児に関わろうとしているからこそ感じるものであり、愛情深い父親である証拠です。

今は無理に抱きしめられなくても、少し離れた場所から見守るその温かい眼差しは、確実にお子さんの心に安心感として届いています。

拒絶されることに傷つきすぎず、今は裏方として家族を支える時期だとおおらかに構え、ご自身の出番が来るその日を静かに待っていてくださいね。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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