https://1drv.ms/i/c/33edd7509bbd2309/ES6HRZw3sqBFphCyzACusLkBkQPwelWxL4h1ocZCCAbq7g?e=MiOidi
では、少し前と現代ではどのような変化があるのでしょうか。
少し前までは、子どもだけで集まり、近くの公園や広場で、追いかけっこやボールあそびなど、とにかく体を動かして遊んでいました。 ですが、現代では公園の数自体が減ってきていたり、子どもだけで出かけることが危険な情勢だったりと、様々な背景から室内あそびが中心となっています。
室内あそびというと、テレビゲームや携帯ゲーム、動画視聴など。 室内でも十分に楽しめる環境が整っている現代、あそびの大きな変化が伺えます。
では、このような変化に伴いどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
大きなメリットとしてあげられるのは、「子どもの興味が無限に広がっていくこと」。
例えば、動画配信サイトで動画を視聴すると関連したものが表示されますよね。 そこから、初めは知らなかったものに興味を持ったり、さらに理解を深めたりすることが可能になるのです。
また、紙媒体では難しい画像の拡大や音声での理解もたやすくなり、学びのツールとしても幅広く活躍が期待されています。
デメリットとしてあげられるのは「五感の育みが難しくなってしまうこと」。
幼少期に重要なのは、「五感を育むこと」です。 五感とは、「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」のこと。
その中でも、「嗅覚」や「触覚」は実際に体験しないと感じられない部分です。 「視覚」「聴覚」に関しても、写真と実際に見る風景では、感じ方が大きく異なってしまいます。
https://1drv.ms/i/c/33edd7509bbd2309/EbhiimUqKeNMi8kR_tnksXgBP7OZLsSa0GgTX0BUUuJhNA?e=QNTxmT
では、なぜ幼児期に自然体験が必要なのでしょうか。
自然体験からは「生きる力」や「命の大切さ」「行動力・創造力」などを育むことができます。 ここでいう「生きる力」とは、問題解決力や豊かな感受性など。
このように自然体験を通して、多くのことを学ぶことができます。 室内あそびを通して、自然を「知る」ことは可能ですが、自然体験を通して実際に「感じる」ことでしか、育むことのできない力が多くあるのです。
https://1drv.ms/i/c/33edd7509bbd2309/EVeQGT-NDKdEpB0iL7m_-5kBHtUYxsBBUH3QmUuKSWHgWw?e=QLjDjl
自然体験というと、山登りや川遊びなどを思い浮かべるでしょうか。
大自然に行くことだけが自然体験ではありません。 気軽にできる自然体験はたくさんあります。
今回は、幼少期にオススメする、安全で気軽な自然体験を紹介していきます。
自然体験紹介で「いきなり公園?」と思われたでしょうか。
はじめは、公園でいいのです。 自然体験というと、大自然を思い浮かべますが、近くの公園の自然物に触れることも立派な自然体験。 数が少なくなってはいるものの、都会でも公園はあります。
遊具であそぶことももちろん良いですが、公園にある植物を観察して触れてみたり、虫とりをしてみたり。 大人にとっては「こんなこと?」と思ってしまうことでも、子どもにとっては毎日異なる発見の繰り返しなのです。
キャンプといっても、大がかりなものでなくてよいです。 日よけのテントに、キャンプ用の机といすを並べた簡単なデイキャンプでも、十分な自然体験。
子どもにとって、いつもと異なる場所でごはんを食べ、自然に触れるという非日常体験ができるだけで、様々なことを感じ、「生きる力」に繋げていくことができるのです。
現代は、一日農業体験など、気軽に体験可能なところがたくさんあります。 個人で田んぼや畑を管理しなくても、農業体験ができるのは嬉しいですよね。
例えば、一日田植え体験。毎日食べる米を作るには、多くの過程があり、どれほど大変かということは、一度経験すれば十分に理解できます。 「一日で分かるの?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもは一回の体験で予想以上に多くのことを感じ、学び、吸収します。
近年、都会で星を見ることは難しくなっています。 図鑑や写真などで「きれいなもの」ということは分かっても、それ以上の理解には限界がるというのが事実。
そこで、実際に、満天の星空の下、数えきれない星を見たときに、初めて本当の意味で星を知ることができるのです。 そうすることで、さらに感受性が豊かになっていきます。
大切なのは「子どもに必要以上に干渉しすぎないこと」。 もちろん、危険が伴う場面では手助けが必要ですが、子どもが思いのままに行動する姿を見守ってあげてください。
そして、感じたことや楽しさに共感してあげましょう。
注意が必要なのは「自然物に対し、大人が怖がりすぎないこと」。 得体の知れないものにむやみやたらと触れてしまうのは危険ですが、害のない自然物にまで、必要以上に怖がったり避けてしまったりしてはいけません。 その行動を見て、子どもの好奇心や探求心を、奪ってしまう可能性があります。
虫が苦手でも、わが子のために思い切って触ってみましょう。
決して、デジタル化が悪いというわけではありません。 ですが、上手に付き合っていく必要があり、その上で自然体験からでしか育めない力があるということは、事実です。
子どもたちは、自然の中から、大人が考えているよりはるかに様々なことを感じ、学んでいます! その学びの手助けができると嬉しいです。
これを機に大人も、子どもと一緒に、自然の中で気持ちの向くままに行動してみるのもいいかもしれませんね。 (kana)
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