毎朝泣かれると、保育園で何か嫌な思いをしているのではないか、あるいは自分の愛情が足りないのではないかと不安になるものです。 しかし多くの場合、行き渋りは家や親のそばが子どもにとって最高に安心できる安全基地であることの証明にほかなりません。
外の世界である保育園で頑張るよりも、大好きな親と一緒にいたいと願うのは、おやこの愛着関係がしっかりと築かれている証拠なのです。
泣いている子どもを前にすると、親はつい理由を聞き出したくなります。 しかし幼児期の子どもは、自分のモヤモヤとした感情をうまく言葉で説明できません。
ただなんとなく疲れている、もっと家で遊びたいといった理由のない行き渋りに対し、無理に理由を探したり、保育園は楽しいところだと説得したりするのは逆効果になることがあります。
まずは行きたくない気持ちがあるんだねと、その感情を否定せずにそのまま受け止める姿勢が大切です。

子どもは大人と違い、時間の見通しを立てるのが非常に苦手です。 夕方迎えに来るからねという言葉ではピンとこず、このまま親とずっと会えないのではないかという恐怖を感じて泣いていることがあります。
そのため、おやつを食べ終わったらお迎えに行くよ、お外遊びが終わる頃に行くねといったように、保育園の生活リズムに合わせた具体的な目印を伝えてあげてください。 見通しが立つだけで、子どもの不安は大きく和らぎます。
泣いてすがるわが子を引き剥がすように預けるのは辛いものですが、親が不安そうな顔でいつまでも玄関に留まっていると、子どもはここは危険な場所なのだと察知してさらに泣き叫びます。
先生という保育のプロを信頼し、お迎えを楽しみにしているねと笑顔で伝えたら、後ろ髪を引かれても振り返らずにスパッと立ち去るのが鉄則です。
親の姿が見えなくなれば、案外ケロリと泣き止んで遊び始める子どもがほとんどです。
保育園で一日頑張って過ごし、無事に親と再会できた夕方以降の時間は、心のバッテリーを充電する大切なひとときです。 帰宅してからは、今日一日よく頑張ったねとたくさん抱きしめて、離れていた時間をおやこのスキンシップでしっかりと埋めてあげてください。
親は離れても必ず自分のところへ帰ってくるという確かな信頼感が積み重なることで、次第に笑顔で手を振って登園できる日がやってきます。
毎朝泣くわが子を置いて仕事に向かうとき、胸が締め付けられるような思いを抱えるのはわが子を誰よりも愛し、その小さな心を守りたいと願っている優しい親御さんだからです。
行き渋りは永遠には続きません。 今は毎朝の別れが辛い時期かもしれませんが、お迎えのたびに必ず再会できるという安心感をコツコツと貯金している最中なのだと捉えてみてください。
明日の朝は、泣いているわが子の気持ちを優しく受け止め、笑顔でいってらっしゃいと背中を押してあげられますように。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
娘「前に住んでいたお家見てみたい!」妻「いいよ」しかし到着した直後⇒夫「帰...
2024.08.10
【保育士が解説】3歳児ってこんな感じ!発達の特徴やおすすめの遊び方を解説
2023.10.02
【保育士が解説】5歳児の発達と特徴|反抗期がくるって本当?接し方やおすすめ...
2023.10.02
産婦人科で…男性医師の”診察”に違和感を覚えた妊婦。医師の姉に相談した数週...
2024.08.07
強引に『叔父の産院』へ転院させた夫。だが後日⇒「私に任せて」医師の姉が行っ...
2024.08.07
出産前に転院した妻#5
2024.08.07
【ダイソー工作】たった400円で完成する「おうちプラネタリウム」が感動的!...
2021.08.06
夫の帰宅直後…「話がある、ちょっと来て」妻の態度に”違和感”!?その後→妻...
2024.08.01
子どもの「人見知り」への向き合い方|保育士が伝える、サポートのコツ
2025.10.06
出産前に転院した妻#6
2024.08.07