PISA(Programme for International Student Assessment)は、経済協力開発機構(OECD)が2000年より3年ごとに実施している国際的な学生の学習到達度調査です。
15歳の学生を対象に、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野で、彼らが日々の生活や将来の職業で直面するであろう問題をどの程度解決できるかを測ることが目的です。
日本では、主に高校1年生がこの調査の対象となり、最新の2015年調査では198校から6600名が参加しました。
2015年のPISA調査結果から、日本の学生は科学的リテラシーで世界第2位という素晴らしい成績を収めましたが、その一方でコンピューターへの慣れ不足が指摘されています。
調査形式が筆記からコンピューターベースに移行したことで、操作に不慣れな学生が出題内容を正確に理解するのに苦労したケースが見受けられたのです。
この結果は、国内でのデジタルデバイスの利用状況や教育現場でのICT(情報通信技術)活用の遅れを浮き彫りにしています。
今日の社会では、デジタルスキルはもはや選択肢ではなく必須の能力となっています。
この点においてPISAの結果は、教育現場におけるデジタルリテラシー教育の重要性を改めて強調しています。
子どもたちがデジタルデバイスを使いこなし、情報を的確に分析・活用できるようにするためには、親の理解と支援も欠かせません。
また、教師による適切な指導とデジタル教材の活用も、子どもたちのデジタルスキル向上に大きく寄与するでしょう。
PISA調査は、日本の学生の強みと課題を浮き彫りにしました。
これからの教育は、単に知識を詰め込むのではなく、子どもたちが新たな時代を生き抜くための力を育むことが求められています。
特にデジタル技術の活用は、彼らの未来において不可欠なスキルとなるため、今こそ家庭でも学校でもデジタル教育への取り組みを強化するときです。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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