幼児食にカット野菜を使っても大丈夫?カット野菜の栄養について

幼児食にカット野菜を使っても大丈夫?カット野菜の栄養について
忙しいときに重宝するカット野菜。野菜を切る手間が省けてとても便利ですが、なんとなく栄養が含まれていないというイメージを持っている方も多いようです。この記事では、幼児食にカット野菜を使っても大丈夫なのか、カット野菜の栄養について紹介します。
目次

カット野菜はコンビニでも売られていて、手にいれやすい食品です。 幼児食にカット野菜が使えるのであれば、毎日忙しいパパ・ママの味方になるでしょう。

カット野菜について以下で詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。

幼児食にカット野菜を使っても大丈夫?

結論からいうと幼児食にカット野菜を使っても大丈夫です。

カット野菜は厚生労働省が発表している大量調理施設衛生管理マニュアルに基づいて、次亜塩素酸ナトリウム溶液等で洗浄されており衛生的です。

次亜塩素酸ナトリウム溶液と聞くと不安になるかもしれませんが、国が認めている食品添加物のひとつであり、適切な濃度に薄めて使用するため問題ありません。 次亜塩素酸ナトリウム溶液等での野菜の洗浄は学校給食でも行われています。

忙しくて野菜を準備できないときは、野菜の摂取量を増やすためにカット野菜を利用してみるとよいでしょう。

カット野菜を利用する場合は、消費期限が短いため早めに食べ切ってください。

カット野菜の栄養について

カット野菜には栄養が含まれていないというイメージを持っている方も多いようですが、カット野菜にも栄養は含まれています。

カット野菜は工場でしっかりと洗浄されているため、水溶性ビタミンであるビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2などは失われますが、失われるのは3割程度といわれています。

水溶性ビタミンは家で野菜を切ったり水にさらしたりするだけでも失われるので、カット野菜だから水溶性ビタミンが失われている、というわけではないのです。 水溶性ビタミンはある程度失われますが、脂溶性ビタミンや食物繊維など残る栄養ももちろんあります。

カット野菜にも普通の野菜と同じくらい栄養が含まれているので、野菜が不足しがちなときのひとつの選択肢としてぜひ取り入れてみてください。

カット野菜には栄養が含まれていない、と思い込んで使わないのはもったいないですよ。

カット野菜をうまく使って適度に力を抜こう!

幼児食にカット野菜を使いたいけど、いろいろ気になって今まで使ってこなかったというパパ・ママも多いでしょう。

カット野菜をうまく使うことで負担が減るので、忙しいときはカット野菜を頼って無理なく料理を作りましょう。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

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