「考える力」とは、自身の周囲に起こる様々な状況を理解し、問題に対して筋道立てて解決策を考え出し、それを行動に移せる能力のことを指します。
この能力は、単に知識を覚えること以上に、自分で考え、学び、行動する基礎となります。
特に変化の激しい現代社会では、受け身の姿勢ではなく、主体的に考え動ける力がより一層重要視されています。
考える力の核となる多面的思考と論理的思考を、子育ての日常から支援する方法があります。
多面的思考は、物事をさまざまな視点から見ることができる能力であり、論理的思考は、筋道立てて物事を考える能力です。
これらを養うことで、子どもはより豊かな想像力と問題解決力を身につけることができます。
日常のさりげない会話の中で「なぜそうなるの?」と子どもに問いかけることで、物事の原因や結果を考える機会を多く作り出すことができます。
例えば「なぜ植物に水をやるの?」と聞かれたら、「水がないと栄養が足りずに、植物が育たないからね」と答えることで、子どもは「水やり=植物が育つ」という因果関係を理解することができます。
日常の小さな選択の中で、例えば「りんごとバナナ、どっちが食べたい?」と子どもに選ばせることで、自分で考え選択する機会を持たせます。
選んだ理由を聞くことで、さらにその考えを深めることができます。
絵本を読んだ後に「もしこのお話の続きを自分で考えるとしたらどうなると思う?」と子どもに尋ね、一緒にオリジナルの物語を想像する活動も有効です。
これにより、創造力と物語の流れを考える力が育ちます。
考える力は、特別なトレーニングよりも日常生活の中での積み重ねによって育てられます。
子どもが自分で考え、行動することの楽しさを感じられるように、親子で一緒に楽しむことが大切です。
日々のちょっとしたことから、子どもの豊かな思考力を育む支援をしていきましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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