「怒鳴ってしまう自分が嫌」と悩むママパパへ|保育士が教える感情コントロールの方法

「怒鳴ってしまう自分が嫌」と悩むママパパへ|保育士が教える感情コントロールの方法
「怒鳴ってばかりの自分が嫌になる…」そんな子育て中の感情コントロールに悩んでいるパパやママへ。怒鳴らない子育ては誰にでもできるスキルなのです。保育士の経験則から学ぶ、怒りとの付き合い方をご紹介しましょう。
目次

「またイライラして子どもを怒鳴ってしまった…」「怒鳴らない子育てがしたい」そんな悩みを抱えているパパやママは、きっと多いのではないでしょうか。でも安心してください。感情コントロールは、誰にでもできる "スキル" なのです。保育現場で培ったノウハウをもとに、怒鳴らない子育てのコツをお伝えしましょう。

1. 自分の感情に気づく

感情コントロールの第一歩は、自分の感情に気づくこと。

イライラを感じたときは、一度立ち止まって「今、私は怒りを感じている」と自覚してみましょう。 自分の感情に向き合うことで、怒鳴る前にセーブがかけられるようになります。

怒りの感情は誰にでもあるものです。それを認めることが、上手なコントロールへの始まりです。

2. 怒りの原因を探る

次に、なぜ怒りを感じたのか、その原因を探ってみましょう。

子どもの行動が原因だと思っても、実は自分の疲れやストレスが大きく影響していることもあるのです。 「最近、十分に眠れていないな」「仕事のことで頭がいっぱいだ」など、自分自身の状態を振り返ることが大切です。

怒りの本当の原因が見えてくれば、子どもへの対応も変わってくるはずです。

3. 6秒ルールを試す

怒りを感じたときは、「6秒ルール」を試してみましょう。 6秒間、深呼吸をしながら数を数えるのです。1,2,3…と数えることで、怒りの感情が和らぎ、冷静さを取り戻すことができます。

たった6秒でも、子どもを怒鳴ってしまう衝動から自分を守ることができるのです。 子育ての怒りとの付き合い方、ぜひ試してみてくださいね。

4. 予防策を立てる

怒鳴ってしまう状況を避けるためには、予防策を立てることも大切です。

例えば、イライラしやすい時間帯に子どもと向き合う必要がある場合は、あらかじめ気分転換の時間を設けておく。 散歩に出たり、好きな音楽を聴いたりと、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。

心に余裕があれば、子どもにイライラしにくくなるはずです。

5. サポートを求める

ひとりで抱え込まず、周りのサポートを求めることも大切です。 配偶者やパートナー、実家の親など、頼れる人に子どもを預けて自分の時間を作る。 ときには専門家に相談するのも良いでしょう。

怒鳴らない子育ては、ひとりで完璧にできるものではありません。 周りの力を借りながら、一歩ずつ前進していきましょう。

まとめ

怒鳴らない子育ては、パパとママの感情コントロールから始まります。

自分の感情に気づき、怒りの原因を探ること。 そして、6秒ルールや予防策を取り入れながら、一歩ずつ実践していくこと。 サポートを求めることも忘れずに。

完璧な子育てなんてありません。むしろ失敗だらけです。大切なのはそこで立ち止まらないことです。 一歩ずつでも前に進もうとするパパやママの姿勢こそ、子どもにとって最高の愛情表現になるはずです。 今日のお話が、怒鳴らない子育てへの第一歩になりますように。

一緒に、おやこの絆を深められる子育てを目指していきましょう。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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