【管理栄養士監修】子どもの健康をサポート!「かぼちゃ」の栄養と効果的な食べ方

【管理栄養士監修】子どもの健康をサポート!「かぼちゃ」の栄養と効果的な食べ方
甘くておいしいかぼちゃは子どもに人気のある野菜です。かぼちゃにはさまざまな栄養が含まれており、子どもの健康と成長をサポートしてくれます。この記事では、かぼちゃの栄養と、かぼちゃの栄養を余すことなく摂る工夫について紹介します。
目次

緑黄色野菜の代表的な存在であるかぼちゃにはさまざまな種類があります。

私たちがスーパーで購入するかぼちゃはほとんどが「西洋かぼちゃ」です。 ほかにも「日本かぼちゃ」や「ペポかぼちゃ」などの種類があります。

子どもと一緒にいろんなかぼちゃを探してみると楽しいかもしれませんね。

かぼちゃの栄養

かぼちゃに含まれる栄養素について解説します。

炭水化物

かぼちゃは炭水化物が多く含まれる野菜です。 炭水化物は糖質+食物繊維で、かぼちゃにはどちらも多く含まれています。

糖質は脳や体を動かすための重要なエネルギー源であり、たくさん遊ぶ子どもたちに必要な栄養素です。 また、食物繊維は腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます。

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE

かぼちゃに含まれるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEは合わせて「ビタミンACE(ビタミンエース)」といわれており、免疫力を高め風邪の予防に効果を発揮します。

かぼちゃを食べて、風邪に負けない体づくりをしましょう。

カリウム

カリウムは体の中の余分な塩分を体外に排出する働きがあります。

日本人は食塩摂取量が多いといわれているので、幼児期からカリウムを含む食べ物を意識的に摂って減塩を心がけましょう。

かぼちゃの栄養を余すことなく摂る工夫

かぼちゃは食べ方次第で効率的に栄養を摂取することができます。

自宅でも簡単にできる、かぼちゃの栄養を余すことなく摂る工夫を紹介するのでぜひ参考にしてください。

油と一緒に調理する

かぼちゃに含まれているβカロテン(ビタミンA)とビタミンEは、脂溶性の栄養素です。

そのため、油と一緒に調理したり、肉や魚と一緒に調理したりすることで吸収率が高まります。

皮ごと食べる

かぼちゃの皮は果肉よりも多くβ-カロテン(ビタミンA)が含まれるといわれています。

皮をしっかりやわらかくすれば離乳食後期(9〜11ヶ月)から大丈夫といわれる場合もありますが、苦みがあり赤ちゃんには消化しにくいため、1歳以降から取り入れるとよいでしょう。

幼児食にかぼちゃを取り入れよう!

さまざまな栄養が含まれているかぼちゃを幼児食に取り入れて、子どもの健康と成長をサポートしましょう。 かぼちゃは甘いのでおやつに取り入れるのもよいですね。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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