通常、健康な子どもの平熱は36.3〜37.0度程度です。 子どもの低体温とは、体の中心温度が36.0度以下に低下した状態を指します。
朝から元気がない、やる気が出ないといった子どもの姿は、低体温が原因の一つとも言われています。 低体温の子どもは、一日を通して体温が上がりにくく、遊びや活動に身が入らないといった状態になる恐れもあるのです。
低体温が起こる主な原因は以下のようなものがあります。
運動が不足すると、筋肉量が減り、体温が上がりにくくなります。
寝る時間が遅い夜型の生活を送ると、体温のリズムが乱れ、低体温になりやすくなります。
バランスの取れた食事や十分な水分摂取は、体温維持に重要です。偏った食生活はエネルギー不足や免疫力低下にもつながります
低体温の主な原因は、生活習慣や環境によるものが大きいとされています。子どもが元気に過ごすための、改善に向けた具体的な生活習慣を紹介します。
冷たい食べ物や飲み物を摂りすぎていませんか?夏場だけでなく冬場でも、ジュースやアイスクリームを好んでいる場合は要注意。体を内側から温めるためには、温かいスープや煮物、根菜類(人参や大根など)を意識的に取り入れましょう。ショウガや味噌などの発酵食品も効果的です。
筋肉は熱を生み出す役割を持つため、運動によって筋肉量を増やすことが重要です。幼児にとって適度な運動とは、元気に外で遊ぶことでしょう。 思い切り体を動かすことで、セロトニンが分泌され、情緒の安定へも繋がります。
夜更かしや睡眠不足は体温調節に悪影響を及ぼします。就寝時間が遅くなると体温が下がりやすくなるため、早寝早起きを心がけましょう。日中は自然光を浴び、夜は暗い寝室で寝ると、体内時計が整い、体温のリズムが安定します。
シャワーだけで済ませていませんか?湯船に浸かることで全身が温まり、血流が良くなります。お風呂に入ることで、体温上昇だけでなくスムーズな入眠にもつながります。
子どもの低体温は、現代の生活習慣や環境が原因となっていることが多いです。改善には、食事、運動、生活リズムの見直しが不可欠となるでしょう。 家庭で少しずつ取り組むことで、子どもの健康が大きく向上します。 「低体温かな?」と思ったら、今回の内容を参考にしてみてください。冷えに負けない元気な体づくりを目指しましょう。
ライター / 監修:オオイシ(幼稚園教諭・保育士・ヨガインストラクター)
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