お昼寝を嫌がる子どもに悩むママやパパへ｜お昼寝タイムを快適にする工夫

1. 子どもの眠りのサインを見逃さない

お昼寝を嫌がる子どもでも、眠くなるとサインを出します。

目をこすったり、ぐずり始めたり、あくびをしたり、子どもをよくみていると分かってきます。そんな眠りのサインを見逃さないことが大切です。サインが出たら、そのタイミングでお昼寝の準備を始めましょう。

子どもの眠りのリズムに合わせることが、スムーズなお昼寝タイムへの第一歩です。

子どもがぐっすり眠れる環境づくりも重要です。

まずは部屋を適度な暗さに。カーテンや窓シェードで光を調節しましょう。

もしまだ寝付きに苦労しているなら、温度や湿度も調整して、子どもが快適に眠れる環境を整えてあげたいですね。お気に入りのおもちゃやタオルケット、ぬいぐるみを一緒に寝かせるのもおすすめです。

自分の安心できるものがそばにあると、子どもはリラックスして眠りに入りやすくなります。

お昼寝の前の過ごし方も、安眠のポイントです。

外遊びをしっかり楽しんだり、体を動かす遊びを取り入れたり。適度な運動は、お昼寝の質を高めてくれます。

一方で、お昼寝の直前はあまり興奮するような遊びは避けたいもの。絵本を読んだり、静かに過ごす時間を作ることで、子どもの心身もお昼寝モードに切り替わっていきます。

お昼寝の前に、いつも同じ流れの過ごし方を取り入れるのもおすすめです。

着替え、トイレ、絵本タイムなど、お昼寝までのルーティンを決めておくと、子どもも自然とお昼寝の準備ができるようになります。ルーティンを繰り返し体験することで、お昼寝への抵抗感が減っていくはずです。

おやこで心地よいお昼寝リズムを見つけられたら素敵ですね。

お昼寝を嫌がる子どもの気持ちに寄り添うことも大切。

「お昼寝したくないんだね」「ママと一緒にいたいのね」と、子どもの気持ちを言葉にしてあげましょう。子どもの気持ちを受け止めてもらえると、安心してお昼寝に入りやすくなります。そっと背中をトントンしたり、子守唄を歌ったり。

子どもが心地よいと感じる関わり方を見つけていきたいですね。

お昼寝を嫌がる子どもへの対応、ポイントは子どもの気持ちを理解し、眠りやすい環境を整えること。そして、お昼寝までのルーティンを作り、子どものペースに合わせてサポートすることです。

お昼寝は、子どもの心身の健やかな発達に欠かせないもの。だからこそ、ゆっくりと焦らずに向き合って、子どもが自然とお昼寝ができるようになるまで見守ってあげたいですね。

ライター / 監修：でん吉（保育士）