子どもの成長を確認できる!成長曲線の正しい読み方と注意点

子どもの成長を確認できる!成長曲線の正しい読み方と注意点
「うちの子の成長は順調なのかな?」と心配になることはありませんか?成長曲線を活用すれば、子どもの成長状況を客観的に確認することができます。この記事では、成長曲線の正しい読み方と注意点についてわかりやすくご紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次

成長曲線って何?

子どもの身長や体重がどのように推移していくかを示したもの、それが成長曲線です。

この曲線は2000年に行われた乳幼児の身体発育調査、学校保健統計調査のデータがもとになっており、男女ごとに作成されています。

子どもの成長具合を同世代の他の子どもたちと比較することで、概ねの成長状況が把握できるようになっています。

曲線の読み方の基本

実際にお子さんの身長と体重をこのグラフにプロットしてみましょう。

まずは、横軸にお子さんの年齢、縦軸にはそれぞれ身長と体重を示し、計測した数値を点で打ちます。

こうすることで、お子さんが同年代の平均よりどのくらい大きいか小さいか、または体重の増減がどうなっているかが一目でわかります。

成長曲線上のグレーの帯も大切で、ここが平均値とそのばらつきを示しており、お子さんの成長が標準範囲内にあるかどうかも確認できるためです。

注意するポイント

しかし、成長のペースや体型には個人差が大きいものです。

たとえグラフから外れていたとしても、直ちに異常があるとは限りません。

成長はまさに百人百様。

だからこそ成長曲線はひとつの目安に過ぎず、全てと見做すべきではありません。

成長に関して気がかりな点があるときは、専門の医療機関で相談するのが一番です。

また、定期健診の結果を長期間にわたって記録し、成長の傾向を見守ることが大切です。

おわりに

成長曲線を活用することにより、子どもの成長を客観的に把握しやすくなりますが、決して全てにおいてそれに頼ることなく、個々の子どもの独自性を大切にするよう心がけましょう。

何か気になることがありましたら、専門家の意見も積極的に求めたほうが良いでしょう。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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