子どもたちにとってトイレトレーニングは、大きな挑戦のひとつです。
オムツから脱却して、トイレで用を足すことは、彼らにとって大きな一歩となります。
どうして子どもがトイレトレーニングを前向きに進めることができないのか?その理由のひとつは、この新しいルーティンが面倒と感じられるからかもしれません。
遊びの途中でトイレに行かなければならないこと、いちいち親を呼ぶ必要があることなどが、彼らにとってはストレスになっているのです。
シールはトイレトレーニングを楽しく進める上で、非常に効果的なツールとなります。
具体的には、子どもがトイレを使ったり、一定のトレーニング段階をクリアしたりした際に、ごほうびとしてシールを与えます。
これにより、子どもたちはトイレを利用することに対して肯定的な印象を持つようになり、トレーニングに対するモチベーションがアップします。
トイレトレーニングでは、小さな成功ごとに子どもをほめてあげることが肝心です。
例えば、トイレの入口まで自分で行けたら、またはいち度でも座れたら、それに見合ったシールを与えましょう。
トイレ自体や便座が怖い子には、最初はトイレの壁に貼れるようなシールを用意して、トイレへの好奇心を刺激するのも良いでしょう。
また、トイレトレーニングに対する意欲が低い場合でも、シールが貼れるカレンダーを使って、少しずつでも取り組みを評価し、継続を促すことができます。
トイレトレーニング用のシールを選ぶ際は、子どもが好きなキャラクターや色、形のものを選びましょう。
また、自己表現が得意な子どもには、自分でシールを選ばせたり、オリジナルのシール台紙を作成することでも、よりトレーニングに積極的に取り組んでくれるかもしれません。
手作りの台紙で、例えば、便座に座る女の子や男の子の絵にシールを貼っていくことでトレーニングを進めたり、特別なシールでその日のトレーニングを記録したりと、家族みんなで楽しく参加できます。
トイレトレーニングは、子どもにとって大きな挑戦であり、親にとっても忍耐が求められるプロセスです。
しかしながら、シールを活用することで、この時期を楽しく有意義な時間に変えることができます。
ごほうびのシールを通して、子どもが小さな成功を重ねる喜びを共に分かち合い、トイレトレーニングを前向きに進めていきましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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