子どもの「勉強嫌い」を改善したいパパママへ|楽しく学ぶ習慣を身につけるヒント

子どもの「勉強嫌い」を改善したいパパママへ|楽しく学ぶ習慣を身につけるヒント
「うちの子、勉強嫌いで困っています…」 そんなお悩みを抱えているパパママへ、ちょっとしたヒントをお届けします。 実は、子どもの“勉強ぎらい”は、ある習慣をきっかけに変わっていくこともあるんです。 保育の現場で培った知恵をもとに、楽しく学ぶコツをご紹介します。 おやこで「学ぶって楽しいね」と思える時間が、少しずつ増えますように。
目次

1. 子どもの興味関心を大切にする

勉強嫌いを改善するには、まず子どもの興味関心を大切にすることが欠かせません。 子どもが「面白い!」「もっと知りたい!」と感じるテーマを見つけ、一緒に探求しましょう。

好奇心は大きな原動力となり、学ぶ意欲を高めてくれます。

2. プレッシャーを与えすぎない

「もっと勉強しなさい」とプレッシャーを与えすぎると、子どもは勉強から逃げたくなるものです。 勉強はあくまで子どものペースで進められるよう、見守ることが大切です。

時間をかけてゆっくりと、学ぶ楽しさを味わえるようサポートに徹することが、子どもの学ぶことへの興味をふくらませていくことができます。

3. 生活の中で学びを見つける

勉強は机に向かう時間だけのものではありません。

日常生活の中にも、たくさんの学びの機会があります。 料理をしながら量や計算を学んだり、買い物をしながらお金の仕組みを学んだり、かるたや百人一首で漢字を学んだりするなど、意識をするだけで気付けることがあります。

生活の中の学びを大切にすることが、勉強への興味につながります。

4. 図鑑や絵本を活用する

子どもの好奇心を刺激する図鑑や絵本は、楽しく学ぶためのツールとしてとても有効です。 興味のあるテーマの図鑑を一緒に読んだり、絵本の世界について語り合ったりしてみましょう。

本を通して、子どもの学びへの意欲を高めていきましょう。

5. 子どもの頑張りを認める

子どもががんばって勉強に取り組めたときは、しっかりと褒めて認めてあげましょう。

「よく頑張ったね」「すごく集中していたね」と、子どもの努力を具体的に労って、褒めることが大切です。 また「全部やりきれたけど、今はどんな気持ち?」といった子どもが自分の感情と向き合う機会にして、喜びを実感してもらうことも効果的です。

頑張りを認められた経験は、勉強への前向きな気持ちを育ててくれるはずです。

まとめ

子どもの勉強嫌いは、焦らずゆっくりと改善していくことが大切です。

子どもの興味関心を大切にし、プレッシャーを与えすぎないこと。 生活の中の学びを見つけ、図鑑や絵本を活用すること。 そして、子どもの頑張りをしっかり認め、そのときの子ども自身の気持ちに、自分が心地よく感じられるような質問をしてあげること。 これが、楽しく学ぶ習慣を身につけるためのヒントです。

パパママが子どもの味方となり、寄り添いながら応援してあげましょう。 今日から始める小さな習慣の積み重ねが、きっと子どもの学ぶ力を育ててくれるはず。

焦らず、あきらめずに、子どもと一緒に楽しく学ぶ毎日を目指していきましょう。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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