そばは何歳から食べられる?初めて与えるときの注意点【管理栄養士監修】

そばは何歳から食べられる?初めて与えるときの注意点【管理栄養士監修】
年末の「年越しそば」など、食べる機会が多いそば。麺類が好きな子どもも多いため、与えたいというパパ・ママも多いでしょう。この記事では、そばは何歳から食べられるのか、初めて与えるときの注意点について紹介します。
目次

そばには良質なたんぱく質やビタミンB群、ミネラルなど、子どもの成長と健康維持に役立つ栄養素が豊富に含まれています。温めても冷たくしても美味しいそばは、普段の食事にも取り入れやすいです。

そんなそばについて以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

そばは何歳から食べられる?

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」には、そばを与え始めてもよい時期についての記載がありません。 そのため、そばは何歳から食べられるのかという明確な基準はないといえます。

そばを与え始める一般的な目安は、1歳から1歳半ごろとされています。 しかし、そばにはアレルギーのリスクがあるため、年齢だけを目安にするのではなく、子どもの成長具合を見ながら与えるかどうかの判断をするとよいでしょう。

そばを初めて与えるときの注意点

そばを初めて与えるときにはいくつか注意点があります。 ここではふたつ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

体調のよいときに少量から与える

そばを初めて与えるときは、子どもの体調がよいときにしましょう。 体調が悪いときは免疫力・消化機能が低下しているため、そばアレルギーの症状が現れやすくなります。

また、初めてそばを与えるときは少量から始めてください。 万が一アレルギーを発症した場合でもすぐに病院に行けるように、かかりつけの病院が開いている平日の午前中などに与えると安心です。

食後の数時間は必ずようすを見る

そばアレルギーは比較的早く症状が現れるといわれていますが、そばを食べてから数時間後に症状が現れることもあります。 そのため、子どもにそばを与えたら、必ず数時間は様子を見るようにしましょう。

そばアレルギーの症状には呼吸困難・顔面蒼白などがあり、重篤な場合はアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。

加工食品にも注意

加工食品にそば粉が含まれることもあるため、加工食品を購入するときは必ず原材料表示を確認しましょう。 かりんとうやボーロ、クレープなどに含まれている可能性があります。

注意点に気をつけながら、健康によいそばをおやこで楽しもう!

子どもがそばを食べられるようになったら、食事のバリエーションが増え、毎日の食事がより楽しくなるでしょう。

注意点に気をつけながら、少しずつ試してみてくださいね。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

line
監修者

管理栄養士 haya

hayaさんの記事一覧をみる
執筆者

管理栄養士 haya

hayaさんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「食・レシピ」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram