大雨でも大雪でも学校はあるの！？休校や緊急下校になるのはこんなとき

4月に各学校から配布される「休校・自宅待機判断について」が判断基準です！

4月、必ず「どんなときに休校になるか」を一覧にした表が配布されます。 そこにしっかり書かれています！ ここに紹介することは一般的な内容です。

お子さんの学校の内容と違う部分もあるかもしれません。ご承知おきください。

基本は「警報」です。「注意報」では休校になりません。

たとえば、どんなに大雨でも注意報では臨時休校や自宅待機にはなりません。 登校できないような大雨のときは「大雨警報」になっています。

「暴風警報」は休校です。

この警報がでるのは、台風のときがほとんどです。 どの地域でも休校、または登校せずに自宅待機になります。

「暴風雪警報」も同様です。

暴風雪警報が出る天気の中、登校することはどう考えても不可能ですね。 休校となります。

「大雨・洪水・大雪警報」は地域によります。

私の住んでいる地域では、大雨警報では原則登校、休校になりませんでした。

ですが雨が落ち着くまで登校を見合わせるよう学校から連絡が来たり、場合によっては休校になったりしました。

「特別警報」は休校です。

新しく加わった「特別警報」が登校前に発令された場合は、休校となります。

判断する時間は？

地域や学校によります。「朝6時30分の時点」「朝7時の時点」などそれぞれです。 また、「〇時までに解除になれば〇時から授業開始」もそれぞれ異なります。

わたしが勤務した自治体では、最近は警報が出た時点で1日休校となりました。 それまでは、親は仕事に行くため子どもを祖父母宅に預け、送ってきてもらうことが不可能で結局休む子どももいました。

途中の時間に子どもを登校させることが難しい、道の安全が確保できていないなどの理由もありましたが 「警報＝休校」はとてもわかりやすくてよいな、と思いました。

学校にいるときに警報がでたら？

危険なため、子どもたちだけで下校はさせません。 緊急下校です。 学校までお迎えとなります。「高学年だから自分で帰っておいで。」「学童に行かせます」はできません。

緊急下校になるときは、とても天候が不安定なときです。 「仕事中で行けないのでお迎えは夜になります。」は困ります。先生たちも家に帰れないのですよ。

冒頭にも書きましたが、各自治体や各学校によって少しずつ判断基準が異なります。 緊急下校は無い年が珍しいぐらいです。

急に下校となった場合どうするか、あらかじめ家族で打ちあわせをしておいてください。

ライター/監修：モリハナせんせい（小学校教諭第一種免許状・小学校教諭第二種免許状、幼稚園教諭第二種免許状、保育士免許）