 
『今日も1日中、園で泣いていて…』と聞いたら、親としてショックを受けるのは当然のことです。まず最初に親がすることは、そのときの状況を冷静に見極めることです。ここでは、子どもが保育園で泣いていると聞いたときに確認したい5つのポイントをご紹介します。
泣き始めたのがいつからなのか、先生に確認しましょう。
入園したばかりの場合、環境の変化になじむまで泣くことはよくあります。一方、途中から泣くようになったなら、何かのきっかけがあったのかもしれません。泣き始めた時期を知ることで、原因を探るヒントが見つかるかもしれません。
朝の登園時、お昼寝の前後、夕方のお迎え時など、一日の中でどのタイミングで泣いているのかを確認することも大切です。その時間帯に何が起こっているのか、先生に詳しく聞いてみましょう。
泣きながらも午睡についているなら、疲れているサインかもしれません。 お迎え時に泣くなら、寂しさからくる甘えの表れという可能性も。状況を知ることで、対処法も見えてくるはずです。

大泣きしているのか、時々すすり泣きしているのか、泣き方も確認してみましょう。
ずっと泣き止まないようなら、強いストレスを抱えている可能性がありますし、突然の激しい泣き声なら、痛みを感じているのかもしれません。 泣き顔を見せてもらったり、泣き声の録画を先生にお願いして聞かせてもらったりするのも一案です。我が子の泣いているときの様子を知っておくことで、原因を探るための大きな手がかりになります。
泣いているときの様子とともに、ほかの子どもとのかかわり方についても先生に尋ねてみましょう。
一人で泣いているのか、それとも誰かと一緒にいるときに泣くのか。泣いている最中、ほかの子どもはどんな反応を見せているか。一緒に遊んでいる姿が見られるなら、人見知りが原因で泣いているわけではないことがわかります。先生から見た客観的な情報は、保護者だけでは気づけないことを教えてくれるはずです。
保育園だけでなく、家でも子どもの様子をよく観察してみましょう。
機嫌が悪かったり、夜眠れなかったりと、いつもと違う様子はありませんか。家での変化と保育園での泣くことが、もしかしたら関係しているのかもしれません。子どもの生活リズムを整えることは、保育園での過ごし方にもよい影響を与えるでしょう。
子どもが保育園で泣いているときは、まず状況をしっかり把握することが何より大切です。
いつ、どのように泣いているのか、先生からできるだけ詳しく話を聞きましょう。 家での子どもの変化にも気を配りながら、保育園での様子と照らし合わせてみてください。 保育園と家庭が連携して子どもを見守ることで、きっと泣く理由も見えてくるはずです。
小さな変化のサインを見逃さず、子どもに寄り添う向き合い方を心がけたいですね。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
 
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