赤ちゃんが自ら食べ物をつかみ、口へ運ぶ「手づかみ食べ」は、離乳食期に自然と始まります。
この段階に至る前に、視覚を使って物を認識し、次にそれをつかむ動作、そして口に運ぶ能力が発達してきます。
約9ヶ月頃には、赤ちゃんは自分の身体をより上手にコントロールできるようになり、手づかみ食べが可能な段階に達するわけです。
赤ちゃんにとって手づかみ食べは、単に食べ物を口に運ぶだけでなく、脳を活発に働かせる大切な活動です。
手、目、口を同時に使う行為は、脳への良好な刺激になりますし、一口の量の調節から、食べる意欲を育む効果も期待できます。
さらに、手先の協調運動が養われ、将来的には文字を書いたり細かな作業をする際の基礎となります。
手づかみ食べには、食べこぼしなどのデメリットも伴います。
特に掃除が大変になると、保護者の方にとっては頭の痛い問題となりがちです。
食べこぼしが多くなると、清掃作業の負担が大きくなり、場合によっては子どもとの食事がストレスを感じる時間になってしまうことも考えられます。
手づかみ食べ時の食べこぼしに対処するためには、あらかじめ準備を整えることが重要です。
赤ちゃんには大きめのスモックを着せ、食事スペースにはビニールシートや新聞紙を敷くなどして、後片付けが簡単になるようにしましょう。
また、食べこぼしを減らせるような手づかみしやすい食材を選ぶ工夫も有効です。
手づかみ食べは赤ちゃんの健やかな成長にとって欠かせない活動です。
保護者の方は食事の準備や後片付けが少し大変になるかもしれませんが、その手間をかけることで赤ちゃんの発達を支えているという意識で、この時間を楽しいものにしていただければと思います。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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