後転は運動の中でも、特に子どもたちが苦戦しがちな技術の一つですが、正しい手順と練習を積むことで、誰でも上達することが可能です。
後転の技術を身につけるためには、まず基本となる動作をしっかりと理解し、しっかりとした準備から始めましょう。
ここでは、子どもたちが安全に後転を楽しむためのステップをご紹介します。
後転を成功させるためには、身体を丸めることが重要です。
その基礎となる「だるまさん」の練習を始めましょう。
膝を抱えて丸くなり、背中をマットに転がすこの動作は、後転に必要な身体の使い方を自然と覚えさせてくれます。
最初は恐怖心を感じる子どももいるかもしれませんが、安心感を持って行えるように、ゆっくりとサポートしながら進めてください。
次に、マットに座った状態から、つま先を頭の上に持っていく練習を行います。
この動きは、後転の中で足を振り上げる動作に直結しています。
この運動を通じて、足を上げる力と、背中を丸める感覚を養うことができます。
わずかな恐怖感を感じる子どもには、手の動きも同時に練習させると、より後転に近い形でのトレーニングになります。
基本的な動作が自然とこなせるようになったら、いよいよ後転に挑戦です。
最初は少しの傾斜を使って、お尻をマットにつけた状態から後転にトライさせましょう。
このとき、傾斜があることで、後ろへの回転をよりスムーズに、そして安全に行うことができます。
慣れてきたら、徐々に傾斜をなくし、真っ平らな場所で後転ができるように導いていきましょう。
後転は練習を積むことで、必ずできるようになります。
子どもたちが後転を楽しみながら、運動の楽しさを感じられるような指導を心がけましょう。
また、親御さんがサポートする際は、子どもの腰を持ち上げることで、安全に補助してあげてください。
後転ができるようになったときの達成感は、子どもたちにとって大きな自信となります。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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