2020年の春から、小学校における新学習指導要領が全面的に実施されました。
約10年ぶりのこの大幅な改革の背景には、AI技術の進展と共に、将来の仕事の形態の変化や社会の急速な変動があります。
この新学習指導要領は、そういった不確実な未来における子どもたちの適応力を育むためのものとして設計されています。
この改革の目的は、単に知識を頭に詰め込むだけの学びから、思考力や判断力、表現力といった能力を総合的に育成し、問題解決力を高めることにあります。
具体的には「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「学びに向かう力、人間性」の3つの柱が、それぞれ結びつき、相互に高め合うよう構成されています。
新しい学びの形として強調されているのが、アクティブラーニングです。
生徒が自分の頭で考え、様々な手段で表現し、他の生徒と積極的に意見を交わすことで、深い理解を目指します。
これらの活動は、授業での「主体的・対話的で深い学び」を可能にし、これまでにない豊かな学びの場を創出することが期待されています。
新学習指導要領の特長の一つに、小学校での英語教育の強化が挙げられます。
3年生から始まる「外国語活動」では、英語に親しみ、基本的なコミュニケーション能力を培います。
さらに、プログラミング教育の必修化も新しい試みです。
これにより、論理的思考力や問題解決能力を養うとともに、将来のIT社会で活躍できる基盤を築くことを目指しています。
新学習指導要領は、ただ知識を教えるのではなく、子どもたちが自ら学び、考え、表現する力を育むことに大きくフォーカスしています。
変化の激しい時代に対応できる、柔軟で創造的な思考力を持った子どもたちの育成を目指していくことが、これからの教育の大きな課題と言えるでしょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
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