2022年、新しい趣味や自分磨き、何か新しいことに挑戦したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
中でも節約やお金につながることは関心が高いですよね。ポイ活、投資、副業、フリマサイトでの販売…さまざまある中から今回は「懸賞」に注目!かつては懸賞というとひたすらはがきを書く…というイメージでしたが、SNS時代の最近ではその応募方法はすっかり様変わりしています。
そこで、懸賞初心者の編集部Fが、月に平均50件もの当選があるという「おやこのくふうメイト」のAさんに、どのような懸賞生活を送っているのか、そのコツを聞いてみました!
編集部:懸賞は「やってみたいけど、なかなか始めるきっかけがつかめない」という人も多いようです。実際、子育てや家のこと、仕事などで慌ただしくしていると、いいなと思う懸賞があってもなかなか応募に踏み出せなかったりします。
インスタやツイッターなどで「#当選報告」の投稿を見かけることも多いですが「当選するのは本気で懸賞をやっている特別な人よね…」とちょっと別の世界のように感じてしまったりして…。
そんな懸賞初心者の視点でAさんにいろいろお伺いしてみたいと思います!
まず、いつ頃から懸賞生活を始められたのかを教えてください。
Aさん:3年ほど前です。
スーパーで見かけたハガキで、いわゆる"クローズド懸賞"に試しに応募してみたら当選したことがきっかけです。
それからスーパーのハガキコーナーをチェックするようになり、昔からパズル誌が好きだったこともあり懸賞付きのパズル誌に応募し始めました。
その後、オープン懸賞やSNS懸賞に出合い、今に至ります。
クローズド懸賞とは、対象商品やサービスの購入などを条件とした懸賞。具体的には「〇〇〇円以上の購入で応募できる」「商品のシール、バーコードを集めて応募する」など。応募者が限定され、それだけ当選しやすいともいえます。
一方、オープン懸賞とは応募条件のハードルが低く誰でも応募できる懸賞のこと。無料登録やアンケートへの回答など、金銭取引が発生しないことが条件となります。
主催企業側からすると、オープン懸賞は「商品を知ってもらう」ための懸賞、クローズド懸賞は「商品を買ってもらう」ための懸賞といえます。
編集部:昔は懸賞といえば"はがきでの応募"というイメージでしたが、今はSNSを使うものが多くその種類も多種多様ですよね。応募もTwitter、Instagram、アプリ、LINEなどさまざま…初心者からするとどのツールがいいのか迷ってそこで挫折してしまいそうです。
いまAさんはどんな懸賞に応募することが多いですか?
Aさん:いまはTwitterが9割、残り1割がInstagramやはがきなどほかの応募といった割合です。
家事や子育ての合間、子どもが寝た夜の時間を使って応募していますが、そうはいってもやはりなかなか時間が取れないんですよね。
応募の手軽さから、Twitter懸賞の割合が圧倒的に多くなっています。
Twitterのアカウントを利用して応募できる懸賞。応募の際に住所・氏名・年齢などの個人情報を入力する必要がなく、Twitterのアカウントを持っていれば誰でも参加できます。
Twitte懸賞は「その場で抽選されて結果がわかる懸賞」、「締め切り後に主催者が当選者を選ぶ後日抽選」の大きく2種類に分けられます。
後日抽選の懸賞の応募方法はさまざまですが、一般的には主催者のアカウントをフォロー(お気に入りとして登録)し、対象ツイート(主催者が発信した情報)をリツイート(共有)やリプライ(返信)等することによって応募できます。
編集部:なるほど。"短時間で手間なく数多く応募できる"Twitter懸賞は、忙しい子育て中のママ向きの方法といえますね!
編集部:それでは気になる最近の当選状況を教えてください。どんなものがどのくらい当たっているのでしょうか?
Aさん:当選数は月に平均50件くらいですが、その10倍以上は応募をしています。当選数は当然ながら応募件数に左右されるので、応募時間が思うように取れない月はそれだけ当選も少なくなります。
私の場合は子どものおもちゃや食品、ギフトチケットへの応募が多いので、当たるものもそういったジャンルが多いです。
編集部:月50件!平均して毎日1件以上の当選があるという計算になりますよね。懸賞を始めて3年でそれだけ成果をあげていらっしゃるのはスゴいですね!
ちなみにこれまで印象に残っている当選、これは高額当選だった!というものを教えてください。
Aさん:高額のものでなくても、当たりはとってもうれしいですが…これまでで一番高額なものは、お買い物に使えるポイント10万ポイント分です。このポイントで、子どもに念願の任天堂Switchをフルセットで購入することができました。
また、発売当時なかなか手に入らなかった最新ゲーム機が、夫が購入したくても抽選販売に複数回落選していたときに懸賞で当たったときは、思わずガッツポーズしましたね!
また、クローズド懸賞でテーマパークのチケットが当たったときは子どもたちがとても喜んでくれました。
自分はもちろんですが、子どもたちが喜んでくれる当選は、また格別のうれしさがありますね。
編集部:すごい…!そんなうれしい当選があると、どんどん懸賞沼にハマりそうですね。
編集部:Aさんは懸賞応募を始める前からTwitterで日常的に発信されていたのでしょうか。SNS懸賞はフォロワー数が多くないと拡散力がないと判断されて当選しないのでは、と思ってしまいますが…。
Aさん:私は懸賞をきっかけにSNSのアカウントを作りました。
最初は懸賞の探し方もわからなかったので、Webの懸賞サイトを活用して応募していました。
フォロワーが多いほうが当選確率が高いのかもしれませんが、少なくてもちゃんと当たります。
私の場合はSNS懸賞は始めてから半年ほどで少しずつ当たるようになりましたが、その当時はフォロワーさんは2桁の数だったと思います。
私が当選率を上げるために大切だと思うのは、その懸賞を主催している企業様を知ること!
"この企業は頻繁にSNS企画をしている"とか、"この企業はサイトからのオープン懸賞が多い"など、企業によって特徴があるので、サイトやSNS・店頭の商品を気にしてチェックするようにしています。
また、特定のスーパーでしかやらない懸賞や、短期間のゲリラ的な懸賞は、応募できる人が限られるので当たる確率も上がるので、見逃さないようにしています。
編集部:なるほど。企業もそうやってサイトや商品をチェックしてくれているお客様に当選させたい、と思いますよね。
そのほかに当選の確率を上げるために心がけていることはありますか?
Aさん:SNSで当選報告の投稿はもちろんします。いただいた商品を食べたり使ってみたりした感想を添えて投稿するようにしています。
企業様によっては"当選報告の際はこのハッシュタグをつけてほしい"などのリクエストがある場合もあるので、それに従うようにしています。
編集部:当選報告をしてくれるアカウントで、投稿でその人の暮らしや人となりがわかると、また次の当選の確率が上がりそうですね。
始めるのにハードルが高くなく、すき間時間でたくさんの応募ができそうなTwitter懸賞。 その魅力を聞いて、今年はぜひ初めてみたいと思いました。
Aさん:SNSで懸賞を始めたことでよかったと思うことの1つに、"フォロワーさんとの交流"があります。
SNSでのコメントのやりとりはもちろん、個別でDMし合ったりもしています。懸賞の情報交換をしたり、たわいもない雑談、たとえば私は料理が苦手なので、「ケーキを作りたいけど、これでいい?」など、懸賞とは関係ない話もたくさんできてとっても楽しいです。
懸賞は一度当たると楽しくてハマってしまうと思います。興味のある人はぜひ始めてみてください!
編集部:Aさん、どうもありがとうございました。
基本はこれだけで応募できます。
フォローとリツイートだけなら慣れれば数秒で応募できるので、すき間時間にスマホからサクッと応募できるのが魅力ですね。
ただし魅力がある一方、SNS懸賞には気をつけるべき点も。Aさんからは「懸賞詐欺にくれぐれも注意を」というアドバイスもありました。
企業の公式アカウントを装う"偽装アカウント"で架空の懸賞を呼びかける詐欺行為が増えています。巻き込まれると、費用を請求されたり、個人情報を悪用されてしまうなどの被害に遭うことも。とくにこれから始める初心者の方は注意が必要です。
***
懸賞は何と言っても「当たったら…」と考えるのに夢がありますし、食品や生活必需品などが当たれば節約にもつながります。レジャーや子どものおもちゃなど、家族が笑顔になる商品もたくさん!
2022年、SNS懸賞デビューしてみてはいかがでしょうか。
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