子どもが赤ちゃんだった頃の話です。
私たち夫婦はお互いの実家が遠方にあり、頼れる人がいない環境で育児をしていました。 夫は激務だったので夜も家にいないことが多く、私は夜中も寝ずにひとりでワンオペ育児をしていた毎日でした。
そんなあるとき、連休を利用して夫の実家に帰省したことがありました。 すると夫のお母さんが「いつも大変でしょう。子どもを預かるから、たまには夫婦二人でご飯でも行っておいで」と声をかけてくれたんです。
突然ふたりで出かけることになり「二人きりでご飯なんていつぶりだろう」と、新鮮な気持ちになりました。 久しぶりに何を話そうかな、と少しワクワクしながらお店に入ったのですが…。
夫は最初から最後までずっとスマホを触っていて、私の顔を見て話すこともありませんでした。 話しかけても「うん」としか返ってこず、会話らしい会話はまったくありませんでした。
お店を出たあと、我慢できずに気持ちを伝えましたが夫には伝わらず…。 ただただ意識の差を感じてしまいました。
あの日のことは、何年たっても忘れられません。 (女性/33歳/専業主婦)
育児に追われる中でやっと得られた“ふたりの時間”は、それだけで特別な意味を持ちます。 だからこそ、その場での小さな態度や言葉が心に残りやすいもの。
忙しい毎日でも、ふたりの時間には相手に目を向けることが絆を深めるカギになるのかもしれません。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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