この春からの新生活に向けて、子どもの登園グッズの収納を作りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
バッグや洋服類、タオルやハンカチ、マスク、コップ、連絡帳…さまざまな種類のある通園グッズを子どもが自分で準備して、帰宅後きちんと片付けられるような専用コーナーが整えられたらベストですよね。
自分で準備できるために大切なポイントはこちら!
子どものお片付け用の家具もたくさん市販されていますが、それぞれの家庭に合ったものにするには、DIYがおすすめです。お手頃に作れたらなおいいですよね。
今回は、ニトリのカラーボックスを使った、子どものお支度コーナーの作り方を紹介します。
DIYは面倒だし、うまくできる自信がない…という人も大丈夫!簡単で失敗のない作り方を、DIY未経験の編集部Fが作ってみた感想を交えながら紹介します。
お手頃で身近な収納アイテム「カラーボックス」。扉などのない、シンプルなオープン棚は子どものお片付けにぴったりです。
今回のお支度コーナーには、お手頃価格で収納ボックスなどの周辺アイテムが充実しているニトリのカラボを使います。
カラーボックスはこちらのタイプです。ニトリには「Nクリック」というカラボのシリーズもありますが、そちらでは同じ作り方はできませんので、ご注意を!
サイズは幅41.9×奥行29.8×高さ116.6cm。
身長100cm~110cmくらいの幼児の目線の高さに合っていて、ちょうど使いやすい高さです。
ホワイトウォッシュ、ミドルブラウン、ライトブラウンの3色で、木目を生かした上質感のあるカラーボックスです。価格は1個2,536円(税込)。
こちらがNカラボにぴったりの収納ボックス。棚板の上に置くだけでもよいですが、引き出せるようにするには専用のレールが必要です。
ボックスはペールターコイズブルー、ペールローズなど5色展開。子どもが気に入ったスペースにするために、色を自分で選ばせるのもおすすめ!
今回は、浅型を4個、深型を2個使いましたが、収納したいものに合わせてアレンジしてくださいね。
収納ボックスは浅型が304円、深型は508円、専用引き出しレールは1個101円です(いずれも税込)。
型崩れが心配な園帽子の収納にぴったりのワイヤーバスケット。こちらも引き出せるように取り付けるには専用のレールが必要です。
ワイヤーバスケットは799円、専用レールは199円です(いずれも税込)。
そして、ハンガーラックには、ダイソーのつっぱり棒(110円・税込)を使用。
40cm程度の幅に突っ張れるものを用意します。
それでは、さっそく作り方を紹介します。まずは、カラーボックスを組み立てます。
ひたすらボルトを回して組み立てていきます。今回の工程はこのカラボの組み立てがほとんどです。
手回しでもできますが、電動ドライバーを使うことをおすすめします!
まずは側板と上面、底面、固定棚を組み立てます。背板はアレンジでインテリアシートを貼るため、あとで設置します。
上面と底面の設置位置は決められますが、上面は少し下げて固定すると、上部に物を置くことができるのでおすすめ!
この段階ではボルトは8割がたの仮留めでOKです。
2個を組み立て終わったら、間にちょうどカラボ1個分の幅のスペースをあけて、並べて置きます。
付属の棚板2枚を使って、2個のカラボをつなぎあわせます。
中央はハンガーラックにするので、洋服がゆとりをもって掛けられる高さのスペースを作ります。
これで、お支度コーナーの大枠は完成!ここでボルトをしっかり締めておきましょう。
フレームができあがったら、収納ボックス、バスケット、ハンガーをかける突っ張り棒を設置します。
収納ボックス・バスケットは、取り付けたい位置にレールを固定して設置していくだけ!サクサク取り付けが進みます。
中央のスペースには突っ張り棒をしっかり設置。
掛けたい洋服の量にもよりますが、幼児用とはいえ制服のジャケットやコートなどをかける場合は重量があるので、注意が必要です。耐荷重の大きいものを使ったり、必要に応じて突っ張り棒のズレ防止アイテムも併用することをおすすめします。
今回作るお支度コーナーは、兄と妹の2人で使うことを想定しているので、背板に色を付けてそれぞれのスペースがわかるようにします!
セリアのインテリアシート(110円・税込)を購入しました。シールタイプで、剥がして貼るだけで色を変えることができます。
背板の端からぴったりと貼っていきます。できるだけ空気が入らないようにぴったり粘着させます。商品の説明書きには、仕上げにタオルなどを使ってすべらせるとよいとコツがありました!
幅が余った分は背板の裏側にクルっと返してそのまま貼っておけばOK!ハサミも不要です。貼れたら、溝に沿ってシートを貼った背板を入れ込んで取り付ければ完成!
セリアのインテリアシートを左右に1枚ずつ使い、ちょうどオープン棚の部分に色が入りました。
できあがった後で、側板にフックを付けるとさらに収納力がアップするかも!と思い、ダイソーで購入したカラボ側面に取り付ける3連フックを設置してみました。
ここにも帽子やバッグなどをかけられるようになりました!
ここまで約2時間で完成しました!
カラボの板を間違えて組み立てて、外してやり直したりしているので、実際はもっと早く作れると思います。
さっそく荷物を入れてみます♪
収納力たっぷり!!
妹の通園グッズはもちろん、置き場所に困っていた大きな兄の習い事のバッグもしっかり収まりました。
制服を着るときにシワに気付いて慌てることが多いので、スチームアイロンもセット。
オープンスペースには、セリアのラッセルバスケットを使って、タオルやハンカチ、ティッシュ、ランチョンマット、マスクなどを自分で取れるようにセット。
浅型の引き出しには体操着が収まりました。
正直、耐久性が気になる突っ張り棒のハンガーラック。しばらくは問題なさそうですが、使ってみて、突っ張り棒の交換が必要であれば検討したいと思います。
ちなみに、こちらのハンガーはセリアの「子供用すべりにくいノンスリップハンガー」を使いました。
軽くて子どもが雑に洋服をかけても落ちにくいのでおすすめです!
身長約105cmの子どもが使うとこのような感じです。
最上段のものを取るのは少し背伸びが必要ですが、それ以外はちょうどよい高さで使えます。ハンガーから洋服も取りやすい♪
***
ニトリのカラーボックスで子どものお支度コーナーを作ってみました。
作ってみた感想は、ひと言「簡単!」。
これまでほぼDIYしたことがないため、使えない"大きなガラクタ"ができたらどうしよう…と心配していましたが、カラボと専用アイテムを組み立てるだけ。失敗しようがないので、誰が作っても間違いなく作れます。
使い勝手がイマイチよくなかったり、子どもが成長して収納したいものが変わったら、改良すればOKというのも魅力です。
実際に、このお支度コーナーを5年前に作って今も大活躍しているという編集部員も!耐久性があり、長く使えるというのもポイントです。
材料費は約1万円。決して安くはありませんが、使い勝手がよくおすすめなので、ぜひ作ってみてください!
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