雨のシーズン到来!子どもの傘の選び方

雨のシーズン到来!子どもの傘の選び方
雨の日のお出かけは、大人にとっても子どもにとっても一苦労。特にまだ幼いお子さんと出かけるときには、洋服や靴が濡れないように配慮したりと親御さんは心配が多いですよね。しかし、成長に合わせて自分専用の傘を持たせることで、子どもは少しずつ「自分のことを自分でする力」を身につけていきます。本記事では、子どもが傘を持つメリットや、年齢や発達段階に合った傘の選び方を紹介します。ぜひ雨の日の通園やお出かけの参考にしてくださいね。
目次

子どもが傘をもつメリット

自立心の育成

自分の傘を持って雨の中を歩く体験は「自分のことは自分でする」という感覚を養います。

小学校への準備

幼児期に傘を自分で持つ練習をすることで、小学校に入学する前の大切な準備になります。

雨の日には自分で傘をさして登校する必要があるため、早いうちからこの習慣を身につけることは、子どもにとって自立心を育てる良い機会となるでしょう。

道具を扱う力やルールを知ることができる

幼児期から傘を自分で持つことは、単に雨をしのぐだけでなく、道具を扱うためのルールや力加減の調整を学ぶ重要な機会となります。

傘をしっかり握る・自分の肩に立てかける・先が空を向くように使用する・閉じるときは先を下に向けて閉じるなど、傘を使用するときの約束事は意外と多いです。

これらを幼児期から繰り返すことで、安全な傘の使い方を身に付けられるでしょう。

子どもに合った傘の選び方

サイズ選びがポイント

子どもの身長に合わせた傘を選びましょう。大きすぎると持ちにくく、小さすぎると濡れてしまいます。目安としては、傘を閉じた状態で床につけたときに、持ち手がおへそくらいの高さになるものが理想です。

軽量で持ちやすい素材を

骨の数が少なめで、軽量な素材(グラスファイバーなど)がおすすめです。特に低年齢の子には重さの違いが負担になるため注意しましょう。

透明窓つきで視界を確保

透明窓がついたデザインなら、前方の視界が確保できて安全です。特に通園・通学時には必須といえるポイントとなるでしょう。

安全性への配慮も忘れずに

指を挟みにくい開閉ボタンや、丸みのある石突き(先端部分)など、安全設計がされているかどうかもチェックしましょう。

好きなデザインで選ぶ楽しさを

お気に入りのキャラクターや色を選ばせてあげることで、傘を持つこと自体が楽しみになります。自発的に傘を使おうという意欲につなげましょう。

まとめ

子どもに合った傘を選ぶことは、安全で快適な雨の日の外出をサポートするだけでなく、自立心や安全意識を育むチャンスでもあります。

サイズや素材、安全性が揃った1本が子どもの「使いたい!」と思える意欲を育てます。 紹介したポイントを押さえて、おやこで納得した傘を見つけてくださいね。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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