【未来を生き抜く力】IQだけじゃない!子どもの「HQ(人間性知能)」とは?

【未来を生き抜く力】IQだけじゃない!子どもの「HQ(人間性知能)」とは?
教育の現場で以前から関心が高まっている「HQ(Humanity Quotient)」という考え方をご存じですか? HQとは「人間性知能」のことで、これからの時代に必要とされる“生きる力”と深く関係している知能です。 この記事では、HQの意味や注目される理由、そして従来のIQとの違いについて、保護者の方にもわかりやすくご紹介します。
目次

HQとは何か

HQは、人間性知能を意味し、主に脳の前方に位置する「前頭連合野」が担当している知能です。 この前頭連合野は、言語や数学など様々な知能を統括する中枢として機能しており、人生の方向性を大きく左右すると言われています。

この知能が高いほど、社会生活において有利であるとも考えられ、その向上には幼少期からの取り組みが推奨されているようです。

HQ向上のメリット

HQを高めることの最大のメリットは「生きる力」が身に付くことです。 未来に対する計画性や、社会性、感情のコントロールなど、生きていく上で必要な能力が向上します。

それにより、未来に対する明確なビジョンが持ちやすくなり、困難に直面しても諦めずに努力を続ける意志の強さなど、人生への肯定的な影響が期待できると言われています。

IQとの違い

IQが知識や学力、そのときどきの状況への適応能力を測る指数であるのに対し、HQは人間性を司る前頭連合野の知能を指します。 IQが高いことは多くの場合、知識や技能が高いことを意味しますが、未来を見据える力や社会性など「生きる力」とは必ずしも直結しないのです。

一方で、HQが高まると、IQの向上も見られると言われ、人間性の発展が全体の知能を高める効果もあると考えられています。

おわりに

未来に目を向ければ、社会で生き抜くためには単なる知識だけでなく「生きる力」がより重要になってきます。 その「生きる力」を育むHQにこそ、これからの教育や子育てにおいて、より多くの注目が集まることでしょう。

幼少期からHQを伸ばすことが推奨されており、ピアノなどの習い事もその一助となるかもしれません。 これからの時代を見据え、子どもたちの可能性を最大限に引き出すために、HQの育成に注目してみるのも良いかもしれません。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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