5ヶ月赤ちゃんの睡眠・日常生活ガイド

成長に合わせた日々のリズム

生後5ヶ月頃の赤ちゃんは、体重が生まれた時の約2倍になることが多いです。この頃から昼と夜の区別が少しずつつき始め、生活のリズムが整ってきます。

また、離乳食を始めるご家庭も増えてきて、食事のリズムが変わることもあります。こうした変化が睡眠のリズムを安定させる助けになることもあります。

ただし、この時期は夜泣きが始まる赤ちゃんもいて、それぞれの家庭でうまく対応していく必要があります。

赤ちゃんの1日の過ごし方は個人差がありますが、目安として参考になるスケジュールを紹介します。

たとえば、朝6〜7時に起きて、午前中に短めのお昼寝をとります。そのあと授乳や遊びの時間があり、午後には長めのお昼寝。夕方に軽くお昼寝をして、夜は21時頃に眠る、という流れです。

ただし、夕方のお昼寝が長すぎると夜の眠りに影響することもあるため注意しましょう。何より大切なのは、赤ちゃんのペースに合わせることです。

生後5ヶ月の赤ちゃんの理想的な睡眠時間は、全体で1日に13〜14時間程度とされています。この時間をしっかり確保できるように、寝かしつけのタイミングや環境づくりが大切です。

目安としては、起きてから1時間20分〜1時間30分で眠くなることが多いため、そのタイミングで寝かしつけを始めるのが効果的です。部屋は暗く静かにし、室温や湿度も快適に保つようにしましょう。

毎晩決まった寝かしつけの流れ（抱っこや添い寝、リラックスできる音楽など）を作ると、赤ちゃんが安心して眠りやすくなります。また、赤ちゃんが不快感なく眠りにつけるように、オムツのチェックやお腹が空いていないかを確認することも大切です。

生後5ヶ月の赤ちゃんの睡眠や生活リズムについてご紹介しましたが、一番大切なのは赤ちゃんのペースを尊重して柔軟に対応することです。一般的な目安を参考にしつつ、わが子に合った方法を見つけていきましょう。

毎日の成長を見守りながら、赤ちゃんとのかけがえのない時間を大切に過ごしてくださいね。

（おやこのへや編集部）