8ヶ月の赤ちゃんは、身体の成長が著しく、活発に動き始める時期です。 この頃になると、安定したお座りができるようになり、目覚しい速さでずりばいやハイハイを始め、次第に周囲への好奇心が増してきます。
また、言葉への反応が明らかになり、親の声に耳を傾けるようになりますが、人見知りもピークを迎える時期だと言われています。 夜の睡眠時間は12~13時間程度になることが多く、昼寝の回数が減少し始める子が多く見られます。
赤ちゃんが落ち着いて眠れるようにするためには、ちょっとした工夫が役立ちます。
まず、夕方以降に眠ってしまう「夕寝」はできるだけ避け、夜の眠りにしっかりつなげられるようにしましょう。
日中にはハイハイなどの体を使った遊びをたっぷり取り入れ、赤ちゃんの活動量をしっかり確保することがポイントです。 日中によく動いて疲れることで、夜の眠りが深くなりやすくなります。
また、寝かしつけの際には優しく抱っこしたり、背中をなでたりといったスキンシップも効果的。 保護者とのふれあいによって、赤ちゃんは安心感を得ることができ、自然と眠りに入りやすくなると言われています。
夜の寝かしつけに抱っこ紐を活用する方法も有効です。 特に、赤ちゃんを寝かしつけながら家事などを行いたい場合には、抱っこ紐を使うことで両手が自由になり、作業がしやすくなります。
また、抱っこ紐によって手足を固定することで、赤ちゃんが自らの動きで目を覚ますことを防げます。 ただし、8ヶ月の赤ちゃんの体重が増えてくると、長時間の使用は保護者の体に負担をかける可能性があるため、注意が必要とされます。
生後8ヶ月ごろは、赤ちゃんの成長がめざましい一方で、眠りのリズムが乱れやすく、寝かしつけに悩むことも増える時期です。 今回ご紹介した方法は、赤ちゃんが安心して眠れる環境づくりの参考として取り入れやすいものばかり。 すべての赤ちゃんに同じ方法が当てはまるわけではありませんが、赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ工夫を重ねていくことが大切です。
毎日成長していく赤ちゃんの変化に寄り添いながら、その子に合ったリズムを見つけていきましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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