バイトで限界の日々…「行きたくない」と泣きじゃくった結果⇒次の駅で状況が一変して―!?

バイトで限界の日々…「行きたくない」と泣きじゃくった結果⇒次の駅で状況が一変して―!?
毎日の通勤や通学、公共交通機関は欠かせませんよね。でも、ただの移動時間だと思っていたら、まさかの展開が待っていたこと、ありませんか?今回はそんな公共交通機関にまつわる、思わず目が離せない“意外な展開”のエピソードをお届けします。
目次

突然差し出されたハンカチ

私がまだ十代で、高校をやめてバイトに明け暮れていたころの話です。

そのバイト先は飲食店で、店長の入れ替わりが激しくてかなりブラックなところでした。 新しい店長は遅刻が常習で、仕事はせずにバックヤードでタバコを吸っていることが多かったんです。

そのお店は忙しいときでも四人で回す少人数体制で、何連勤したかもう数えられないほどでした。 その日も「今日もまたバイトだ…行きたくない…」と気が重くなりながら、土日で混み合う電車に揺られていました。

しかし気が滅入っていたのか、最寄り駅に近づくにつれてポロポロと涙が出てきて、気づけば嗚咽するほど泣いていました。 そんなとき、スーツを着た女性がハンカチを差し出してくれて「どうしたの?」と声をかけてくれました。 「バイトに行かないと」と焦る私をなだめてくれて、次の駅で一緒に降りてくれました。

「辛いなら行くのをやめな」と言って、その女性は母親のふりをしてバイト先に電話をかけてくれました。 休むことになり、少し話をしてその女性とは別れました。

あのときは自分のことで精一杯で名前も聞けず、それ以来一度も会えていませんが、また会えたときのためにハンカチはいつも持ち歩いています。 (女性/27歳/主婦)

誰かの一言が、どれだけ救いになるか

つらさで心が折れそうになること、誰にでもあると思います。 そんなときに見知らぬ誰かの優しさに触れると、世界が少しだけ温かく感じられます。

みなさんのまわりでも、思わずホッとした“優しさの瞬間”はありますか?

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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