お子さまと一緒に料理を楽しむ前に、食材の衛生的な扱い方を伝えることも大切です。 「なぜ手を洗うのか」「どうすれば安全なのか」など、わかりやすく説明してあげましょう。
・手洗いをしっかりと
手には目に見えない菌が多く付着しています。調理を始める前には、石けんを使って丁寧に手を洗う習慣をつけましょう。 手のひらだけでなく、指の間や爪のまわり、手首までしっかり洗うのがポイントです。
・食材の扱いにも注意を
生のお肉やお魚などを扱う際は、スプーンなどの道具を使って直接触れないようにすることを教えてあげましょう。 また、加熱しない料理を作る場合は、使い捨て手袋を使うとより衛生的です。
餃子やおにぎらずなどの「包む」作業は、具材の量や力加減が難しく、最初はうまくできないこともあります。 でも、うまくできることよりも一緒に楽しく取り組むことが何より大切です。
・数をこなすことで自然と上達
幼児や小学生のお子さまは、繰り返すことで手先の器用さや集中力が育っていきます。 うまくできたときには、「できたね!」と具体的にほめてあげることで、もっとやりたくなるかもしれません。
・自由な発想を大切に
ときには、思いがけない包み方を見せてくれることもあるでしょう。 「こうじゃなきゃダメ」と決めすぎず、自由な発想を受け入れて見守る姿勢が、料理を楽しい時間にする秘訣です。
お子さまと一緒に料理をする際は、慌てずスムーズに進めるための準備がとても大切です。
・材料や道具を先に準備
調味料を計量している間に、お子さまがキッチンで危ない行動をしてしまうこともあります。 事前に必要な材料や道具を作業台にすべて揃えておくことで、余裕を持って進められます。
・子どもが作業しやすい環境づくり
踏み台を使ってお子さまの目線に作業台を合わせたり、手の大きさに合った調理器具を用意したりすると、スムーズに作業が進みます。 子ども用の調理器具は、身近なお店などでも手に入りやすくなってきています。
包丁や火を使わない「包む」料理は、お子さまの“料理デビュー”にもぴったりです。 「できた!」という達成感を味わったり、自由な発想を楽しんだりする中で、食への興味や自信が育まれていくかもしれません。
おやこで一緒に楽しい時間を過ごすためにも、完璧さより“楽しむ気持ち”を大切にしてみてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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