書店や図書館に行くと、なぜかトイレに行きたくなる…という経験をした人はいませんか?
実は多くの人が同じ経験をしていることがわかっていますが、その現象が世間に知られるきっかけとなった背景には意外なエピソードがあるんです!
クイズ形式でお届けしている「意外と知らないモノの名前」シリーズ。第5弾は書店に長時間いるとトイレに行きたくなる…という謎の現象の名前について出題します。
【ここでヒント!】青木まりこさんという方によって、この現象が話題になりました。
正解は…
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「青木まりこ現象」でした!
1985年、ある雑誌の読書欄に「なぜか長時間本屋にいると便意をもよおす…(以下略)」という体験談が掲載されました。
その投稿を見た読者から「実は私も…」という意見が編集部に殺到。何気ない体験談が多くの共感を呼んだことで、同雑誌で特集記事が組まれてしまうほど話題に!
その体験談を投稿した人物が「青木まりこ」さんだったことから、投書者の名前にちなんで「青木まりこ現象」という呼称で広まったんだそう。
ちなみに、この現象は英訳されて海外でも話題を呼び「Mariko Aoki phenomenon」という名で定着しているそうですよ。
原因については当時から議論が交わされていますが、実は未だに謎のまま。
以下のような説が候補として挙がっています。
①インクの匂いが便意を呼び起こすから
②トイレの少ない書店で「トイレに行きたくなったらどうしよう…」というプレッシャーから
③今までに書店でトイレに行きたくなった経験があると体が覚えて、条件反射で
④気持ちがリラックスしてトイレに行きたくなる
中でも最も有力な仮説として知られるのが①。その現象を逆手にとった、書店の香りがするトイレ用芳香スプレーも実際に販売されているほど!
確かに、書店や図書館には独特の香りがありますよね。
さらに本に関するマメ知識を。本や雑誌の“角折れ”に、実はかわいらしい名前がついているのをご存じですか?
その名も「ドッグイア」。折られたページの形が犬の耳に似ていることから、「Dog ears(犬の耳)」と呼ばれています。
雑誌や本、ノートのマーキング代わりに活用したことがある人もいるかもしれませんね。
もちろん、図書館や人から借りた本にドッグイアを作るのはNG!ふせんやしおりを使ってくださいね。
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書店でトイレに行きたくなる現象に、人の名前がついているとは驚きですよね。自分だけ?と思っていることも、打ち明けてみたら意外とあるあるだった!ということもありそう。
家族や友だちと話し合ってみると、新しい発見があるかもしれませんよ!
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ライター Ichika
山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。
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