お食い初めの献立どう作る?料理の意味と簡単レシピ

お食い初めの献立どう作る?料理の意味と簡単レシピ
赤ちゃんの成長を願うお食い初め。 自宅でお祝い膳を手作りしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。 今回は、お食い初め料理に込められた意味と、簡単レシピを紹介します。
目次

料理に込められた意味

お食い初めのお祝い膳には、赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにという願いが込められているとされています。 ご飯や汁物、煮物、香の物などをそろえることは、生命の源である「海の幸」「山の幸」を表しているとも言われています。

また、縁起の良い食材を選ぶことで、赤ちゃんが健やかに成長するよう願う意味も込められているようです。

お祝い膳の簡単レシピ

焼き鯛

鯛は、縁起の良い「紅白」の色合いから、お食い初めに欠かせない食材とされています。 500〜800g程度の小ぶりな真鯛であれば、ご家庭のオーブンでも調理しやすいでしょう。

ウロコと内臓を除いてよく洗い、全体に塩を振ります。 ヒレ部分には塩を少し多めにのせ、グリルで20分ほど焼けば完成です。

赤飯

赤飯の赤い色には、魔除けの意味があるとされています。

もち米3合に対し、ササゲ豆を50g程度用意しましょう。 ササゲ豆は柔らかくなるまでゆで、ゆで汁と一緒に炊飯器で炊くのが一般的な作り方です。

お吸い物

お吸い物には「赤ちゃんの吸う力が強くなりますように」という願いが込められています。 ハマグリなどの二枚貝を使うと、良縁に恵まれる意味も加えられるようです。

貝を水から火にかけて開いたら一度取り出し、汁をこしてから酒・だし・しょうゆで味付けし、ひと煮立ちさせれば完成です。

煮物

煮物の具材にも、さまざまな願いが込められています。 将来を見通せるようにとレンコンを入れたり、邪気払いの意味を込めて高野豆腐を使ったりすることもあります。

鶏肉と根菜類を炒め、調味料としいたけの戻し汁で煮込み、いったん冷ましてから温め直すと、味がしっかり染みてよりおいしく仕上がります。

歯固めの石の意味と準備

歯固めの石は、石のように丈夫な歯が生えるようにとの願いが込められているようです。 お宮参りの際に神社でいただいたり、河原の石を煮沸消毒して使ったりすることが多いでしょう。

また、通販でも手軽に購入できるそうです。 関西圏では、タコを歯固めの石の代わりに使うこともあると言われています。

おわりに

お食い初めのお祝い膳を手作りするのは、少し手間がかかるかもしれませんが、料理ひとつひとつに込められた意味を知ることで、より温かな気持ちでお祝いできるはずです。

この記事を参考に、ご家庭らしいお祝いを大切にしてみてください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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