ピザトーストにグラタン、お弁当おかずなど!とくに子育て家庭では「ピザ用チーズ」が1年中活躍しますよね。
一度では使いきれず、開封後はあまり日持ちしないため余ったチーズは冷凍庫で保管している、という家庭も多いのではないでしょうか。
しかし冷凍保存するとチーズ同士がくっつき、固まってしまうという悩みも…。
そこで、自宅に常備されていることの多いあるものを使って、冷凍しても塊になりにくい“パラパラチーズ”にする裏ワザを紹介します。
裏ワザに使うのは、片栗粉!
手順はとっても簡単。
ジッパーつき保存袋、または保存容器にチーズと片栗粉を適量いれるだけ!おすすめの配分はチーズ100gに対し、片栗粉大さじ1程度。片栗粉を入れすぎるとチーズが粉っぽくなってしまうので注意してくださいね。
ジッパーをしっかりと閉じたら、チーズに片栗粉がまんべんなくつくようにシャカシャカ振りましょう。
あとはいつも通り冷凍庫で保管すればOK!
裏ワザの効果を検証すべく、片栗粉なしのピザ用チーズも一緒に冷凍してみます。
丸1日冷凍庫で保管しました。取り出した瞬間から、明らかにくっつき具合が違うと分かります…!
片栗粉なしのチーズには大きな塊が…。
この固まったチーズをほぐしたり、解凍するのは少し手間ですよね。
一方で、片栗粉がついたチーズは、ちゃんとパラパラになっています!
固まっている部分は全くありません。使う量も調整しやすくなりました♪
そもそもなぜピザ用チーズは冷凍すると固まってしまうのでしょうか。それはチーズの油脂分に関係があるんだそう。
実はチーズはとってもデリケート!急激な温度変化に弱い食材です。買い物帰りなどの移動の際にチーズの温度が上がると、チーズの油脂分が溶け出します。その後冷凍庫に入れて温度が低くなるとチーズ同士がくっつき固まる…というわけです。
片栗粉がチーズの表面をコーティングし、くっつきを抑えてくれているんですね!
「片栗粉を入れることで味や食感が変わるのでは?」と少し不安になりますよね。そこで、片栗粉あり・なしの2パターンのチーズトーストを作ってみました。
片栗粉がついているチーズは、焼くと表面が少しカリッとした感じになりますが、中はちゃんとトロッとしています。肝心の味は、通常のチーズを使ったチーズトーストと全く変わらないおいしさ!
片栗粉を混ぜることでの味や食感の変化は、あまり気にしなくても大丈夫そうです。
***
料理のトッピングに便利なピザ用チーズですが、いざ使おうと思ったときに固まっているとテンションが下がってしまいますよね。片栗粉をいれるだけでパラパラ状態を保てるのなら、やらない手はありません!使いやすさもグッとアップしますよ♪
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