寒暖差が激しいと、自律神経が休む間もなく体温調整を行うため負担がかかります。 すると、だるさ、頭痛、食欲低下、免疫力の低下などが起こりやすくなります。 特に子どもは大人より体温調整が未発達なため、気温差に敏感です。
また、空気の乾燥が始まる時期でもあり、喉や鼻の粘膜が乾きやすく、風邪やウイルスが体内に入りやすくなります。 「朝は元気だったのに夕方ぐったり」というのも、寒暖差疲れのサインかもしれません。

まずは「首・手首・足首」を冷やさないことが大切です。
薄手のストールやレッグウォーマーなど、着脱しやすい防寒アイテムを活用しましょう。 子どもには重ね着がおすすめ。 肌着+長袖+薄手のアウターなど、状況に応じて調整できる服装が理想です。
また、温かい飲み物をこまめに取ることも効果的。 白湯や温かいスープなら子どもも飲みやすく、体の内側から温めてくれます。
湯船に浸かる習慣も大切で、シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで血流が良くなり、リラックス効果も得られます。

体調を整えるためには「睡眠・食事・生活リズム」の見直しも欠かせません。
まず睡眠は、早寝早起きを意識し、夜更かしを避けることで自律神経のバランスが整います。 寝室は暖かすぎず、薄手の布団を重ねて調節できるようにしておくと安心です。
食事では、体を温める食材(生姜・にんじん・ねぎ・きのこ類など)や、旬の食材を使ったスープや煮込み料理がおすすめです。
また、朝は窓を開けて空気を入れ替える、日中は外で日光を浴びて体内時計を整える、といった小さな習慣も効果があります。 子どもの様子がいつもと違うと感じたら、早めに休ませ、無理をさせないことも大切です。
秋は行事も多く楽しい季節ですが、体調を崩しやすい時期でもあります。 寒暖差は見えない疲れを溜めるため、日々のちょっとした対策が家族の健康を守ります。 完璧を目指す必要はありません。
重ね着を意識する、温かい飲み物を用意する、早く寝る——そんな小さな工夫の積み重ねが、元気に秋を過ごす近道です。 家族みんなが笑顔で秋を楽しめますように。
監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・ヨガインストラクター)
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