「認定こども園」って何?幼稚園・保育園との違いと選び方

「認定こども園」って何?幼稚園・保育園との違いと選び方
「認定こども園」は、幼稚園と保育園の機能を一体化させた施設で、子育て支援の拠点として注目されています。 保護者の就労状況に関わらず入園できるのが大きな特徴です。 こども園の仕組みや、幼稚園・保育園との違い、後悔しないための見学ポイントを紹介します。
目次

認定こども園の仕組みと4つの種類

認定こども園は、教育と保育を一体的に提供する施設として、内閣府が管轄しています。 保護者の就労状況に関わらず、全ての子どもの受け入れが可能です。

こども園には、以下の4つの種類があります。

幼保連携型: 幼稚園と保育園の両方の機能を併せ持ち、小学校へのスムーズな接続を目指しています。 親の就業時間に関わらず、保育と教育のサービスを受けられます。

幼稚園型: 認可幼稚園がベースで、保育が必要な子どものために保育時間(預かり)を確保しています。 0歳児からの受け入れも可能です。

保育所型: 認可保育所がベースで、保育が必要でない子どもも受け入れています。

地方裁量型: 認可施設が少ない地域で、待機児童対策のために都道府県知事が認可した施設です。

幼稚園・保育園との違い

認定こども園は、幼稚園や保育園とは管轄や対象年齢、給食の義務などで違いがあります。

特に、こども園は保育を必要としない子どもは4時間の教育を、保育が必要と認定された子どもは8時間または11時間の保育サービスを受けられるのが大きな特徴です。

入園前に知りたい!見学時のチェックポイント

子どもが長時間過ごす大切な場所だからこそ、事前の見学や体験を通じて、園の雰囲気をしっかり確認しましょう。

多くのこども園では見学や体験(園庭遊び、おやつ試食会など)の機会を設けています。 親の目線だけでなく、子どもの目線から園の良さに気づくためにも、積極的に参加しましょう。

特に、子どもたちだけでなく、保育士さんたちが楽しそうに、元気に過ごしているかを見ることで、園全体の雰囲気や保育方針がわかります。 さらに、トイレやオムツ替えスペースの清潔さ、におい対策など、衛生環境もチェックしておきましょう。

おわりに

認定こども園は、多様な家庭のニーズに応える新しい形の施設です。 今回紹介した特徴を参考に、ご自身のライフスタイルや教育方針に合わせて、お子さまが楽しく安全に過ごせる園を選んでくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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